留学のための国際送金、日本の銀行での手続き。銀行の人は意外と知らない!?

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海外送金は留学には必須ですよね。日本で銀行で手続きしたんですが、意外な落とし穴があった!
海外送金のため、指定されたWestern Union(ウエスタンユニオン)への振込のため、日本の銀行で手続き。
銀行の人ならわかるかなあ〜と他人任せはいけません!
ここからすでに留学のための事前調査と確認の練習が始まっています。
まずは自分で確認、どうやるのか、手数料はどうなのかなどをしっかり調べてからいきましょう!

「銀行の人はプロだから任せておけば安心」と思っていませんか?

銀行の人でも海外送金はレアケースだった

私も「銀行の人はプロだから海外送金についても詳しく知ってるはず!」そう思っていました。

うっすら調べてはいたけど、プロにお任せするのが一番!銀行に行って聞けば一番いいやり方を教えてくれるはず!と思い込んでいました。

でもさすがに「小さい支店は多分海外送金に対応してもらえないかも。」というのはわかっていたので少し離れた市内でも大きめの支店(地上4階建てのビルで全てその銀行。目的に応じてフロアが違う)という結構大きめの支店に行きました。

いざ行って海外送金のための学校からのレター(全文英語)とを出して

リコリス:「送金をしたいんですけど、この手紙を銀行に持って行ってくださいと書いてあるんですが。。」と伝えると、

銀行の方:「。。。少々お待ちください。」とどこかへ。。。

しばらく経ってから戻ってきたと思ったら

銀行の方:「英語がわかるものがいないのでお手紙の内容がわかりませんので。。。」

リコリス:「え?????海外に留学のために学校に送金するんですが。」

銀行の方:「海外への送金でしたらテレビ電話窓口がありますのでそちらで。」

リコリス:「あの、このレターにはこうやって書いてあるんですけど、。。」と説明しようとすると

銀行の方:「テレビ電話窓口がありますのでそちらで。」

なんだか質問をさせない勢いで電話窓口に案内されました。

海外送金専用のテレビ電話窓口ならその道のプロだもんね!。。。安心は禁物です。

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海外送金と仲介手数料

テレビ電話窓口へ行くと画面の向こうでお姉さんが丁寧に案内してくださいました。が、私の場合学校への直接入金ではなくてWestern Union(ウエスタンユニオン)というアメリカの会社を通して行うため余計な海外手数料がかからないというものだったので、その旨を説明してみると。。。

リコリス:レターを見せながら「ここに余計な手数料はかからないとあるんですが。」

銀行の方:レターを見て「はっきりとどこの手数料がいらないと書いてないのでわかりません。」

リコリス:「でも『海外への不要な手数料が入りません』と書いてありますが、調べていただくことはできますか?」

銀行の方:「そのようなことは出来かねますので。日本から海外への送金が3000円でそのほか向こうでの送金と仲介手数料がかかる場合があるのでその場合この金額から引いても大丈夫ですか?」

リコリス:「学費なので引かれると困ります。」

銀行の方:「では送金手数料と仲介手数料はいくらかかるかわかりませんが、プラス3000円いただければそこから引かれるようになりますがどうしますか?」

リコリス:「手数料がかからない場合もあるということですよね?かからない場合や3000円より安い場合は戻ってくるんですか?」

銀行の方:「いいえ。戻ってきません。」

えええええ????いらないかもしれないし、安いかもしれないけどとりあえず3000円プラスで払うの???

私の場合すでにビザが取れた後だったので、授業料から手数料が引かれたとしても行った時に足りない分払えばいいかな。と思ったのでプラスの3000円は払わず、日本から海外への送金手数料の3000円のみでお願いしました。

結局海外での送金手数料も仲介手数料もかからずに学校に振込がされました。

Western Union(ウエスタンユニオン)

ちなみに私の学校が使用していたWestern Union(ウエスタンユニオン)というアメリカの会社は世界各国にあるためWestern Union から学校への送金の際に余計な手数料がかからないということでした。

初めは聞いたことがなかったので「本当に大丈夫だろうか。。。」と不安になったのですが、イギリス人の英語の先生に聞いたところ、とても大きな会社で先生も使ったことがあるということでした。

日本からアメリカのWestern Unionに送金する際には国際送金になるのでその分の手数料はかかります。

Western Unionは日本にも支店があるので使われる方は窓口に行ってみてもいいかもしれませんね。

私は送金が終わってから日本にもあることを知ったので遅かったのですが。

また、インターネット送金もできます。こちらの方がやりやすい方は早くて簡単かもしれませんね。私は大きなお金なので窓口で確認したかったので銀行に行きましたが。。

※送金が終了するとメールで連絡が来るはずなので、数日経っても連絡がこないようであれば確認をしてみましょう。

※全ての国際送金が現地での送金手数料なしでできるかはわからないので事前に確認されることをお勧めします。

まだまだ終わりません。銀行やりとり。

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海外でのネットバンキング

海外送金は無事に終わり、じゃあ今度は海外からインターネットで操作できるようにしておかなきゃ。ということで再び銀行へ。

リコリス:「海外へ留学するのでインターネットから操作したいのですが。」

銀行の方:「それではワンパスワードが必要となりますのでスマートフォンかカードになります。」

リコリス:「乱数式のカードでできると聞いたのですが。」

銀行の方:「それは先月で完全廃止になりましたので、それではカード式ですね。」

リコリス:「海外でも使えますか?」

銀行の方:「基本的には国内のみですが、環境が整えばできると思います。」

リコリス:「じゃあ、それで。」

ー別の階へ通され、別の担当窓口の方へ、手続き終了ー

リコリス:「これは海外では使えますか?

銀行の方:「いいえ、国内のみです。

ちーん。。。。使えないの???

あとでよく調べたらどうやら実際には使えるけど保証しないということらしいです。

グローバルサービス

Photo by Artem Beliaikin on Unsplash

リコリス:「海外に留学に行くんですけど、あとは大丈夫ですか?」

銀行の方:「少々お待ちください。(しばらく調べてから)海外に長期で行かれる場合は住所変更が必要です。このグローバルサービスにお申し込みください。」

リコリス:「あ、これって毎月手数料かかるものですよね?そこまでの作業をしないのでこれはいらないと思うのですが。。」

銀行の方:「え?少々お待ちください。(しばらく調べてから)そうですね。かかりますね。では海外への手続きはしないでおいた方がいいですね。」

事前にインターネットで少し調べていたのでこのサービスに毎月の手数料があることを知っていたので回避できましたが、できなければ大して使わないシステムに毎月お金を払うことに。アラフォーでも長年働いてもそんなにお金ないですから!ちょっとのお金も大事。しかも毎月となれば「チリも積もれば」です。

グローバルサービスではワンパスカードが壊れた時などにも対処してくれるらしいですが、それでも相当時間がかかるのでそれなら動かしやすい銀行に移しておいた方が安心ですよね。

この銀行は海外にも拠点がたくさんあるメガバンク!私が行った支店も東京ではないですが4階建て全てがその銀行という結構大きな支店。それでも英語のわかる人がいなくて手続きにとても時間がかかってしまいました。

銀行に勤めている友人曰く「本店じゃないと海外送金とか慣れてないから聞いてもわからない場合が多いよ」とのこと。

いくらプロだからと言って鵜呑みにせず、まずはしっかり調べて海外でも使えるか、手数料がかかるかどうかをチェックしてから手続きに行かれることをオススメします。

留学費用は大きなお金ですよね。送金金額が間違って何度も国際送金をしたら手数料もバカになりません。1回でも高いのに。。

みなさんの大切な留学費用がきちんとスムーズにそして余計な手数料がかからずに支払いができますように。

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