海外ホームステイの失敗談は実はたくさんあった!辛い時の我慢は無用!

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憧れの海外ホームステイ!だけど実は失敗談も多い!

海外ホームステイ。憧れますよね。外国の過程で家族のように過ごす。
でも実は失敗談や辛い経験をした人もとても多いんです。

海外では言葉も文化も違う中で、さらに他人の家で一緒に暮らすのはとても大変ですよね。各家庭ごとにルールも違います。
ホームステイは短くて1週間、長いと1年ぐらい同じ家庭でお世話になることもあります。
オーストラリアとカナダのホームステイでの体験からまずは<トラブル編>をお届けしたいと思います。

ホームステイは当たりハズレが大きい!

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実はホームステイは当たり外れの差がとても大きいんです。何が当たりで何がハズレかはもちろん人によって感じ方が違うとは思いますが、私の中で「これはちょっと。。。」と思うのは

  • ホストファミリーがネイティブじゃない
  • 食べ物が質素すぎる
  • 家が汚い
  • リクエストと違った
  • ビジネス色が強すぎる
  • 用事をやたら頼まれる

ホストファミリーがネイティブじゃない

これはもしかしたら人によっては移民制度について実体験を色々聞きたい人にはいいかもしれませんが、英語の勉強が目的の場合、自分には英語で話しかけてもらえても家族間では英語以外の言葉で話されたら孤独感がぐっと上がるし、何よりも家で英語を聞くことが少なくなりますよね。

ホームステイの一つの利点は日常生活で英語に触れられること。それが他の国の言語だったら。。。

初めは英語で言われてもわからないことが多いかもしれませんが、それでも聞いているうちに慣れてきます。英語以外の知らない言語ばかりが飛び交っていたら「この言葉を勉強しにきたんじゃないのに。」という感じになってしまいますよね。

食べ物が質素すぎる

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ホームステイは大抵1日2食、もしくは3食付きです。その食事がとても質素な家があります。

基本的にホームステイ代はそんなに安いものではありません。なのに「え??これだけ??」という食事だったらガッカリですよね。
例えば朝とお昼(お弁当)が安売りのパンのみというのもあります。
量が少ないときも恥ずかしがらずに「Can I have some more?」(もう少しもらってもいい?)と聞いてみましょう。

家が汚い

家のキレイさは人によって基準が違うとは思いますが、私の場合とくに水回り、キッチンやトイレは気になってしまいます。キッチンがベタベタしていたり、何日も食器があふれていたらあまり気分が良くないですよね。
家が変な臭いがするなんてこともしばらく滞在するには辛いですよね。

家によっては留学生を何人も受け入れているところがあって、掃除もあまり行き届いていないところもあるようです。
お手洗いやお風呂場は自分も使うので髪の毛とか自分の分はもちろん自分で掃除しないといけませんが、他の人のはちょっと嫌ですよね。。。
掃除機などの簡単にお掃除できるものがあればまだいいのですが、そうでないときはホストファミリーに聞いてみましょう。

リクエストと違った

ホームステイをする際には事前にアンケートのようなリクエストシートを書くことがほとんどだと思います。

そこにアレルギーの有無やペットや子供が一緒でも大丈夫かなどを書くことができます。

私の場合、猫は大好きで実家でも飼っているのですが、猫アレルギーを持っているため体調が悪かったり、しばらく猫に触れてない期間があるとアレルギーが強くなるので、海外でアレルギーが出ると困ると思い「動物なし」の家庭を希望し、ホストファミリーの詳細にも動物は何も飼っていないことになっていましたが、行って見たら大きな猫がいました(笑)

私は「猫も好きだし、ま、いっか。」と思って何も言いませんでしたが、その子はよく私の部屋に来て一緒に寝たりしていたので(私が構うから余計にいけないんですが。。)もしシリアスなアレルギーだったり、嫌いだったら大変ですよね。

逆に自分に持病やアレルギーがあるときは正直に話しておきましょうね。

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ビジネス色が強すぎる

正直、留学生を受け入れることはお金になります。そのため留学生をたくさん受け入れる家庭もあるくらいです。

もちろん学校やエージェントのチェックもありますが、ビジネス感がとても強い家庭もあります。そういう家庭だとあまり説明してくれなかったり、その国や地域について教えてくれなかったりします。

せっかくホームステイをしているのに家族としての会話がないと寂しいですよね。

用事をやたら頼まれる

ベビーシッターや掃除、もちろんある程度は家族の一員としてお手伝いするのは当たり前ですが、頻度があまりにも多かったり、掃除に関してもあまり広い範囲を頼まれるとうまく使われてる感じがしちゃいますよね。

それはホームステイではなくてベビーシッターやメイドさんがわりになっている事になりますよね。
宿題がある。用事があるなどもきちんと相手に伝えないとわからない場合があります。
その時も「Sorry, I have to finish my homework」などきちんと理由を伝えてあげましょう。
もちろん自分が汚したり、相手が大変そうで自分ができることはお手伝いしましょうね。

じゃあハズレの時はどうすればいいの??

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改善できる内容かどうか

少し様子を見て嫌なことやこうして欲しいと思うことはホストファミリーに伝えてみましょう。

改善できるようなことであればそれが一番簡単だし、とても勇気がいることですが「交渉」はとても大事なことだと思います。

もしかしたらホストファミリーもあなたが嫌な思いをしていると知らないだけかもしれません。
外国でははっきり言わないと伝わりません。逆に言わないとそう思っていない。何を考えているかわからないと言われかねません。
もちろん言い方やそれまでの関係にもよるので、こちらも歩み寄る努力や伝える努力は必要かなと思います。
英語が堪能でなくても気持ちは伝わります。Thank youとSorryを忘れずにしましょうね。

改善できない!どうしても無理!

どうしても無理!交渉とかの問題じゃない!と思ったら学校やエージェントなどホームステイを斡旋しているところに相談しましょう。
ホストファミリーに直接いうよりも言いやすいですよね。
それに状況がとても悪かったら学校やエージェントもその家庭を見直す必要があるかもしれません。
学校やエージェントに行っても軽くあしらわれた!なんてことがもしあったらしつこく何度も言いましょう。

何度も訴える事で本気なんだということをアピールすることもとても大事です。

しばらくの間一緒に過ごすことになる家庭。我慢しすぎないで自分の嫌なことはきちんと伝えましょう。
でも伝える時にはあまりダイレクトすぎて関係が悪くならないように、気をつけましょうね。「嫌い!」というのはちょっと強すぎて言いづらかったら「I prefer …」(…のが好き)とか「I would like to …」(…したいんですが)などなるべく丁寧に伝えるといいかもしれませんね。

逆に好きなことも積極的に伝えましょう!好みをわかってもらえるいいチャンスになりますよ。
また喜んでもらえると相手も嬉しいですよね。
日本人は感情表現が下手だと言われますが、嬉しい時、悲しい時、嫌な時、楽しい時、なるべく素直に表現すると周りもあなたのことをわかってくれるようになりますよ。
すてきなホームステイ先と出会えますように。

ホストファミリーとのコミュニケーションの取り方についてはこちらの記事をご参考にどうぞ。
海外ホームステイはストレスフル??憧れの海外生活??《コミュニケーション編》

【初めてのホームステイ】英語ゼロでも大丈夫?英語力って必要?