カナダはマリファナ(大麻)が溢れてる?留学してみて実際に感じたこと

カナダはマリファナ(大麻)が合法だから危険?学校は?街中は?

2018年10月にカナダのマリファナ(大麻)が合法化された時には日本でも話題になり、日本人にとっては留学するのに躊躇する方もいるかもしれません。
どう変わったの?やっぱり誘われる?ホームレスが増えてる?治安は?
合法化前の2018年の9月から2019年3月まで語学学校、そして2019年9月からコミュニティカレッジにカナダ留学中。マリファナ(大麻)合法化の前後と現在をお伝えします。

カナダ留学、大麻合法化で危険なの?Photo by M. Maggs on Pixabay

マリファナって危険?外国なら大丈夫?

合法なら誰でもできる?お酒よりも影響がない?

お酒よりも影響がないと言われているけど研究段階

マリファナはお酒よりも危険性や常習性が低くて安全!というのを見たことがありますが、その影響は人によっても違う。そしてまだまだ研究段階。
人によっては具合が悪くなったり、吐いてしまったり、意識が朦朧とする事も。
医療用としても使われている国もあり、痛みの緩和や精神的苦痛を和らげたりもしますが、日本で禁止されている以上、医療用ではなく日本人が使用するのはやっぱりリスク伴うと思います。
海外では特に気をつけるに越したことはありません。

日本人が海外でマリファナをするのも違法!!!

カナダで合法でも日本人がマリファナをするのは国外であっても違法!!!
ここは本当に気をつけてください。
「1回だから大丈夫〜。」「海外だし〜。」という気軽な気持ちで手を出してしまって人生に大きな傷を残すようなことだけは絶対にしないでください。
「絶対バレない」と思っていても何がきっかけで表に出るかわかりません。
ほんの少しでもその可能性でも自分がそれに当たるとも限らないですよね。

もし留学で行く場合は周りの期待や応援、お金もたくさんかかっています。
今までの努力もすべて水の泡。それどころか将来が大きく変わりかねないですよね。
ちょっとした好奇心で人生を棒に振るにはもったいなさすぎる。
人生何が起こるかわからないからこそ、ちょっとしたことでも心配の種はできないようにしましょう。

在カナダ日本大使館より注意喚起もされていますので詳しくはこちらをご確認ください。
在カナダ日本大使館 注意喚起 (カナダにおける大麻製品の販売について)

カナダでも合法だけどルールはもちろんあります!

カナダも合法だからといって何でもオッケーではありません。
州によって多少内容は変わってきますが、18歳以下への販売、規定量以上の所持、規定数以上の栽培、国外への持ち出しももちろんカナダの法律に違反となります。!
そしてこの規定をやぶると最長で懲役14年!!!

詳しい内容はこちらのカナダ政府のページをご覧ください。
Cannabis Legalization and Regulation

ものすごく重たい刑ですよね。
カナダでも合法化されたからといって推奨されているわけではありません。
元々は闇で売られている不純物が混じったものや低年齢の子たちへの販売、闇の資金になることを防ぐために法制化して政府の管理のもとに販売することで取り締まりを強化しようというもの。
「合法化=誰でも何でも好きにやっていい」とは全然違うので間違った意識を持たないでくださいね。
そしてしつこいようですが、日本人は国外でも違法なので手を出すのをやめましょう!

街中はマリファナだらけ??ホームレスが増えてる??

カナダはホームレスが多い??治安はどうなの?

年々増えているホームレス

このグラフはバンクーバーのホームレスの統計ですが、グラフを見ると年々増えていています。ただマリファナ合法化されたからといっていきなり増えているわけではありません。
このグラフからマリファナ合法化の影響で増加した可能性は低いように思えます。
原因は様々ですが、主に貧困(カナダは住宅がとても高いのと就職難も影響)、精神疾患、身体的障害などが大きく影響しているようです。

大麻が合法化されたからと言って大幅に使用者が増えたわけではなく、少しは増えましたが、元から好き嫌いが別れるところなのでそれほど変わらないように思えます。

2018年の解禁から2019年の使用率データがこちらになります。
What has changed since cannabis was legalized?

シェルターなどもありますが、まだまだ課題は山積みのようです。
余談ですが、冬になると「ホームレスの人にあったか靴下を送ろう!」というチャリティーもあるのがカナダらしいですね。

街は安全?治安はどうなの?

日本もそうですが、ホームレスの方々はやはり都会に集中しやすい。
特にバンクーバーはカナダの中でも暖かい地域。トロントよりも自然と多くなります。
それでもいないわけではありません。私の住んでいる街はトロントから車で2時間半くらいの郊外で真冬には−25度くらいまで下がることがありますが、ダウンタウンではやはりホームレスの方を見かけます。
初めは少し驚きましたが、すれ違うだけでは特に危ないことはないですし、場所や時間を気にしておくことは大切だと思います。
日本でも上野の駅や西新宿の公園ではたくさんのホームレスの方を見かけますが、だからと言って西新宿や上野が危険きわまりないかというとそういうわけじゃないですよね。
ただ、夜遅くはやっぱり危ない目に遭いやすいのでダウンタウンは一人では歩かないようにはしています。
「自分の身は自分で守る」という意識は常に持っておく方がいいと思います。

マリファナ遭遇率は高い

街中でマリファナの匂いがすることは時々あります。
独特の臭い匂いがすると思って友達に聞いたらどうやらマリファナらしいと発覚しました。けっこう強い匂いなので知らない人でもすぐに気づくと思います。(私はちょっと気分が悪くなるくらい苦手です)
特にダウンタウンには販売しているお店がいくつかあるのでダウンタウンで利用している人もいるんだと思います。お店から匂いがすることはありませんが、街中で匂いがすることが時々あります。
販売しているお店もちょこちょこ見かけるので日本よりは身近な存在であることは確かだと思いますが、身近だからと言って利用するかどうかは別問題です。

トロントには何度か遊びに行ったことがあるのですが、たまたま私がそういう通りを通っていないからか、あまりマリファナの匂いを感じたことはありません。
今住んでいるロンドンのダウンタウンの方が匂いがする率は高いかも。

特に18歳以下の人に販売するのは違法ですし、身近だからこそ家庭内でも子供への注意喚起がきちんとされているのかなとも思います。
実際合法化されてからの方が未成年の子の使用率は下がったと言われています。

学校で誘われる?友達に誘われたらどうしたらいい?

学校で誘われる?友達に誘われたらどうしたらいい?Photo by Jon Tyson on Unsplash

学校では禁止されているところが多いと思います。
私も学校内で匂いを感じたことはありません。そして学校のルールは成績や在籍に大きく関わってくるので、おおっぴらに危険を冒す人は少ないと思います。

学校の寮で誘われるという話は聞きますが、パーティーなどではお酒も出て、使用している人も増えるので気をつけましょう!
カナダのイベントなどでもマリファナを吸っている人もいますが、誘われてもちゃんと断る勇気を持ちましょう!
言いづらいときは「(植物)アレルギーがあるから」が断りやすいです。
さすがにアレルギーがある人に強くすすめないですよね。

日本では「同調圧力」とよく聞きますが、英語でも「Peer pressure」というのがあります。
友達や周りからのプレッシャーでつい「やらなきゃいけないのかな」という雰囲気になるプレッシャーのこと。
お酒もそうですが、カナダで嫌なものを強くすすめられるというのは今までないので一度断れば大丈夫!勇気を持って断りましょう!

以前大人になってからの留学で良かったことにも書きましたが、「断る勇気」とその判断ができるようになってから留学したのが本当によかったと思っています。
若いときだったら誘われるがままに断るのが怖くて手を出してしまっていたかも。。。
「断る」のは勇気がいりますが、自分の人生がかかっていると思って頑張って断りましょうね!自分に不利な誘いは断って誘われなくなった方が楽になります。

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お菓子にまでマリファナが?関連商品が増えてる!?

乾燥マリファナだけじゃない!お菓子や食品まで??

お菓子にまでマリファナが?関連商品が増えてる!?Photo by Margo Amala on Unsplash

チョコレートからキャンディーまで

マリファナ(大麻)というと乾燥した葉っぱやパイプ?で吸っている映画やドラマのシーンを思い浮かべませんか?
実はマリファナ(大麻)商品はものすごく幅広いんです!
なんとチョコレートやクッキー、キャンディーまで市販されている
間違ってお土産に買ってしまったなんて人もいるというニュースを見たのですが、大麻商品といっても麻薬成分の入っているかどうかで違法性が変わってきます。

THC(テトラヒドロカンナビノール)というのが麻薬成分。この文字が入っているものは絶対に手を出すのをやめましょう。
またパッケージなどにマリファナの葉っぱの絵が書いてあったりします。
普通のおみやげ屋さんでは売っていないと思いますが、日本人だと慣れてないのでマリファナのお店につい入っちゃったなんてこともあるかもしれません。
きちんと見て気になった時にはお店の人に聞いてみましょう!
聞いても間違って入っちゃったと分かればお店の人も嫌な顔をすることはないと思います。なんせ日本では違法ですから。間違って買っちゃったら大変!

おしゃれなお店も出現!

ダウンタウンだとお店に葉っぱのマークがあったり、パイプが並べてあったり、いかにもという感じで私でも気づくことができるのですが、ちょっとおしゃれっぽいお店も出てきています。
外から見ると清潔感のあるおしゃれなお店かと思いきや、実は。。。ということも。
私の近所のお店は壁が真っ白で緑の文字で店名があって、一見クリニックっぽい感じだったので、友達に言われるまで気づきませんでした。
おしゃれなジュエリーショップか何かのような店構えのお店も。

マリファナは英語で「hashish; marihuana; marijuana」とWeblioに記載されていますが、カナダでは「Cannabis」と表現されていることが多いです。
この文字を見たら注意しましょうね。

結局カナダは安全なの??

結局カナダって安全なの?Photo by Life Of Pix from Pexels

自分が気をつけていれば全然問題ない!

自分から進んで近づかなければ大丈夫!

「自分の意思次第」というと「私は意思が弱いから。。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本よりも同調圧力もないので「ごめん」の一言で避けられます。
また、環境や友達も大事!

私の周りの人はマリファナを使用している人はほぼいませんが、一人使用している友達はいます。彼女も特に人にすすめたりはしません。
周りのカナダ人も「へーそうなんだー。僕はしたことないけど」という感じ。
話題に上っても使用している人を嫌悪したりする態度はあまりないですが、自分は使用しないというスタンス。

日本人でもちょっと悪いことがかっこいいと思ってやりたくなっちゃう人っていますよね。
外国人よりも実は日本人同士の方が誘いを断りづらいということもあるので、そういうときは「(ひどい)アレルギーがあるから」で逃げましょう!
なぜか日本の人の中には強く勧める人もいるので、そこは自分の意思をしっかり持って、嫌な時はきちんと断る勇気!
その場の雰囲気よりも自分の人生!

カナダ人でもほとんどがやっていない?

合法化されてカナダでは当たり前なんでしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、カナダ人の場合一度経験したことがある人は多いかもしれませんが、常習してる人は少ないです。街中にあるからといってみんなが手にしているわけではありませんし、むやみに誘われるということもありません。

匂いが嫌いという人も結構いますし、合法化を懸念している人もいます。
カナダ人がみんなマリファナに対して「ウェルカム」ではありません。

実際に常習してしまって働かなくなって家庭崩壊という話を聞いたことはありますが、そういう人はマリファナじゃなくてもお酒や他のものに逃げてしまうんじゃないかと個人的には思います。

今まで危険を感じたことはない

今までトータルすると1年半くらいカナダにいますが、今までカナダで怖い経験は1度もありません。
むしろクラスメートの「課題やったやつ見せて(送って)」というメッセージのが怖かったくらい。(カナダではカンニングや人の課題の写しなどには見せた方にもとても厳しいペナルティーが課されます。)

私が夜遊びをほぼしない。郊外で地味な生活。基本課題に追われてる。という生活スタイルだからというのも大きいと思います。
友達と遊ぶ時もカフェ(ほぼTim Hortons)、図書館、公園、映画館、ショッピングモールとなんとも地味。。。

都会でも危なさそうなものには近づかない、きちんと断る勇気!と思って生活していれば危ない思いは滅多にしないと思います。
通りすがるくらいでは危なくはありません。

まとめ

海外で暮らすのは日本よりも親も近くにいないですし、自分一人で判断しなければならないことが多くなりますよね。
不安なことやわからないことも多いと思いますが、まずは自分の身の安全、将来のことを考えて行動しましょう!

マリファナが解禁になったからといってカナダがマリファナ大国でみんながプカプカ吸っているわけではありませんし、基本的にそんなに頻繁に出会うわけでもないです。
マリファナの出没率が高くなるようなパーティーやイベントの場で気が緩まないように気をつけていれば全く問題ないと思います。

マリファナに限らず、日本でもそうですが、海外では特に危ないものには近づかない。自分の身は自分で守る。責任が自分にかかってくる。という覚悟で生活することは大事ですよね。

みなさんのカナダライフがハッピーで安全なものでありますように。