アメリカの番組でカナダ人にインタビュー!これをしてたらザ・カナダ人!

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これをしてたらカナダ人!カナダ人ってこんな人なの?という典型的なステレオタイプ!

日本人からするとカナダとアメリカってあんまり区別がつかない感じがしませんか?

私もカナダに来るまでは「カナダ人のがちょっと丁寧な感じ??」くらいの印象しか持っていませんでした。

お隣の国なのにアメリカ人から見たカナダ人はこんなところが違うらしい!

私の通っている語学学校で使われているテキストに載っている、実際放送されたアメリカの番組のインタビュー!

放送は2010ごろらしいですが、8年経った今もカナダ人曰くすべて当てはまる!と言っていたので実際こういう感じなんでしょうね。

番組では10この特徴をあげていますが、2つはちょっと古いのでここではトップ8にして番外編として残りの2つを載せています。(カナディアンタイヤとBarenaked Ladiesについてです)

そして補足的に私が感じたこと、生活していて気づいたことなども載せています。

では、アメリカの番組でカナダ人にインタビューしたこれぞカナダ人トップ8スタート!

 1、間違い電話がかかってきても話し込んじゃう

小さな町ではみんな知り合い?

間違い電話がかかってきたらどうしますか?

アメリカ人の場合「番号間違ってますよ」ガチャン。

カナダ人の場合「番号間違ってるけど、どこにかけてるの??どうやってこの番号知ったの?」からスタートして話が続く。。。

知らない人でもつい話しちゃうらしいです。

特に田舎の方だと間違い電話をかけてきた人の本当の相手の番号を知ってるかも?と思って聞いたりするらしいです。

知らない人にも親切

基本的にカナダ人は親切な人が多く、知らない人にも親切に対応する人が多いというのも言われていました。

今のご時世知らない人としかも電話越しで話すのはちょっと抵抗がある気がしますが、そこもカナダの平和を象徴しているのかもしれませんね。

2、場所を説明するときに距離ではなく時間で伝える

アメリカ人=距離、カナダ人=時間

道を聞かれたときにどのくらい離れているかをどうやって説明しますか?

日本人の場合「ここから歩いて10分くらい」と時間を伝えるのが一般的なんじゃないでしょうか。

カナダ人も同様に「ここから車で1時間くらい」と時間で伝えるそうです。

一方でお隣の国アメリカでは「ここから2マイルくらい」と距離を伝えるらしいです。

アメリカとカナダでは使っている単位も違う

アメリカはマイル、フィート、ポンド。

カナダはキロ、メートル、マイル、フィート、ポンド、キログラムすべて使います。

なんてややこしい。。。

3、−20度はちょっとだけ寒い?

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カナダの冬は半端なかった!

−20度って聞いてどう思いますか?

めちゃめちゃ寒いですよね!寒いっていうか想像すらできない。。。

でもカナダの北のほうはそんなもんじゃありません。北どころか真ん中くらいでも−40度もよくあること。

そうすると−20度は「今日はちょっとだけ寒いね〜」になるそうです。。。

私のいるロンドンというカナダの南に位置するところではだいたい冬は−15度くらい。2018年の2月には−27度も記録したらしいです。

実は「風」があるかどうかが重要だった!

寒さって温度だけじゃなくて風が大きく影響するんですね。

風が吹くと体感温度がものすごく下がるんです!

12月の時点で寒い時で−10度、暖かい時だと日中は3度くらいあるのでカナダ人は「まだ冬は来てないよ。これからだよ」と言ってます。

実際しばらく住んでいると3度が小春日和の感覚に!人って順応するもんですね。

4、フランス語をちょっと知ってる

公用語が2つある

公用語が英語とフランス語の2つあるというのは知っている方も多いかもしれませんね。

でもフランス語が公用語なのはケベック州、ニューブランズウィック州くらい。(ニューブランズウィック州は英語とフランス語の両方が公用語になっています。)

ほとんどは英語のみの地域になります。

なので学校でフランス語を習ったという人は多くても実際に喋れる人は少ないんです。

職業的に公的機関や政治家などは両方話せるらしいですが、ほとんどの人は英語のみを使用しています。

ですが、カナダで生産された商品はすべてフランス語と英語の両方の表記!

フランス語を話さなくても日常的にフランス語に触れているので日常的な単語はだいたいみんな知ってるんです。

首相の国民に向けたコメントは英語&フランス語の2バージョン!

2018年現在、カナダの首相はジャスティン・トルドー首相。

若くてイケメンということで知ってる方もいらっしゃるかもしれませんね。

クリスマスコメントがこの間アップロードされていましたが、これもフランス語バージョン、英語バージョンの2つ!しかも両方とも字幕付き。

きっと耳の不自由な人にも向けてのことなのかもしれませんね。

<英語バージョン> Justin Trudeau’s Christmas Message


www.youtube.com

<フランス語バージョン> Justin Trudeau’s Christmas Message


www.youtube.com

5、つい「Sorry」と言ってしまう

足を踏まれちゃってもごめんなさい?

誰かに足を踏まれちゃったら。。踏んじゃった人はもちろん「Sorry」と言いますが、踏まれちゃった人もつい「Sorry」と言っちゃうソーリーオンパレード笑

「Sorry」には2種類あるらしく、何かやっちゃって「ごめんなさい」とそんな状況になっちゃて「かわいそうに」のSorry。

独り言のようにも物に対しても「Sorry」と言っているのをよく耳にします。

Please や Thank you も多い!

何かしてもらった時はもちろん、パソコンの反応が遅い時、その後ちゃんと立ち上がった時、いつでもPlease と Thank you 。

レジの人もアメリカでは「Next!」というのが一般的だと思うんですが、カナダでは「Next Please!」「I can help you!」などをよく耳にします。

6、99と9は特別な意味がある

アイスホッケーはみんなが大好きなカナダの国民的スポーツ!

99と9という数字はカナダ人にとってただの数字ではなくアイスホッケーを意味する数字!

99番はアイスホッケーの神様と言われているウェイン・ダグラス・グレツキー選手の番号で永久欠番となっています。

9番もアイスホッケー選手、モーリス・リシャール選手の番号で永久欠番になっています。ケベック出身でフランス系カナダ人の英雄的存在だそうです。

この二つの番号はカナダ人にとってアイスホッケーを代表する番号なんですね。

アイスホッケーは小さい子からお年寄りまで大人気!

以前アイスホッケーを観戦した記事を書きましたが、アイスホッケーは本当にカナダ国民から愛されているスポーツ。

カナダ人の大好きなTim Hortonsというコーヒー屋さんでもシーズンになるとカップがアイスホッケー選手のプリント、ドーナツもアイスホッケー選手。

クリスマスの飾りのスノーマンもホッケーをしています。

おすすめカナダ観光 アイスホッケー観戦!ルールがわからなくても楽しめて最高!

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7、コーヒーはダブルダブル

カナダ人は甘いのがお好き?

ダブルダブルとはお砂糖2つ、ミルク2つ。

カナダで大人気のコーヒー屋さん、Tim Hortons(ティム・ホートンズ)ではミルクとお砂糖はお店の人が入れて出してくれます。

コーヒーをオーダーする際に「ダブルダブル」と伝えるとミルクとお砂糖たっぷりのカナダコーヒーを出してくれますよ♪

向こうから「ダブルダブル?」と聞かれることもあるくらいカナダでは浸透したメニュー。

だけど気になるカロリー

カナダの代表料理プティーン(フライドポテトにチーズとグレイビーソースがかかったもの)からしてもダブルダブルにしてもちょっとダイエット中には気になっちゃうメニューですよね。

でも2年前からカロリー表示が必須になったらしく、レストランやファストフードでもすべてカロリーが表示されてます。

しかも値段よりも大きく表示されてることもあるから最初は混乱しちゃいました。

じゃあヘルシーなのも多いの?と思いきやこってり1000キロカロリー近いものが結構あるから不思議ですね笑

8、カナダ人としてのさりげない?主張

海外旅行にはカナダフラッグ!

海外旅行の際にはスーツケースやカバン、リュックにカナダ国旗がついてる!

主張したいけどさりげなく。。カナダらしいなぁと思ってしまいます。

インタビューでも「いや、ただ僕たちはカナダ人だからみんなが間違えないように。。」と控えめに主張してました笑

カナダ愛

カナダ人はカナダ国旗の入ったものが大好き!

キャップや洋服にもさりげなくカナダ国旗、またCANADAの文字が入ったものをよく見かけます。

家にもカナダの国旗を掲げているところも少なくありません。

人の印象は控えめでシャイな感じがするんですが、カナダ愛が強いんでしょうね。

そして何気に「アメリカ人ではないよ。カナダ人だよ。」という主張もちょっとしたい!

さりげなく「北米」の「最北」を主張

We are The True North(僕らが本当の北)」という言葉のボードや有名な詩の中にもこの言葉を見かけることがあります。

「THE TRUE NORTH」が主張しているように「うちらが本当の北!」という意識が高いんでしょうね。

NBA唯一のカナダのチーム、トロント・ラプターズの合言葉も「We The North」
2019年にNBA史上初の優勝を果たしたラプターズ!
※ラプターズの標語では”are”はありませんが、文法的には”are”は必要なのでご注意ください。標語やメッセージはあえて強調や印象を強くするために文法通りではないことが結構ありますよね。

これもアメリカと比較しての言葉なので、やっぱりお隣の国のことは意識しているんですね。

おまけ:他にもありますカナダ/カナダ人の特徴

カナディアンタイヤはタイヤだけじゃない!

元々は車の修理やさんだったらしく、タイヤやカー用品から現在では靴やキッチン用品まで日用品を取り扱っています。

カナディアンタイヤのクーポンもあるのですが、いろんなものを安く取り扱っていることもあり、多くのカナダ人が集めているそうです。

カナダのお金はプラスチック

日本のお金は紙幣というくらい、もちろん紙ですよね。

カナダのお金はプラスチックでできているんです。そしてカラフル!

見ていて楽しくなりますね。ちなみについ先日2018年11月に新しい10ドル札が仲間入りしました!

他のお札はすべて横長ですが、新しいお札はなんと縦長!そしてカナダの活動家だった黒人女性が印刷されています。

これもカナダらしいですね。

Barenaked Ladies(裸の女性たち)は実はセクシーでも女性でもない!

カナダの代表的な男性グループ。90年代はじめにカナダで大ヒットし、アメリカでもヒットしたのでアメリカ人でも知っている人が多いですが、日本で知ってる方は少ないかもしれないですね。(私も知りませんでした)

アメリカのドラマ「ビックバン★セオリー」のオープニングにもなっていたようです。

アウトドア大好き

Photo by Andre Furtado from Pexels

アイスホッケー、釣り、カヌー、キャンプ、自然が溢れるカナダならではの楽しみ方ですね。

ちょっと行くと人が全くいないような場所がたくさんあります。

冬になると一面真っ白で音が全くなくなるところにも数時間のドライブで行くことができます。

野生動物もクマ、スカンク、鹿、狼、などなど盛りだくさん!

カナダに来たらアウトドアや自然を満喫しに出かけないともったいないですね!

いかがでしたか?少しカナダ人の雰囲気がつきましたか?

もちろんこれはステレオタイプなので、機会があれば実際にカナダに来てカナダ人と話してみて本当のカナダを体験してみてくださいね!