世界各地で徐々に規制が緩和されてきた 。学校閉鎖から２ヶ月！
街は？お店は？仕事は？
コロナウィルス が世界中で猛威を振るい、カナダでも国境閉鎖や学校閉鎖、お店も軒並み生活に必要なもの以外は基本的に休業状態。公園ももちろん閉鎖で街には人も車もだいぶ減っていましたが、自粛生活が２ヶ月経ち、徐々に規制が緩和されつつあります。
私はほぼ外には１週間から１０日に１回の買い出しくらいしか出ないのですが、ニュースやツイッターなどでも徐々に人が街に出てきたというのを見かけるようになりました。
約２ヶ月前の様子はこちらをご参考にどうぞ。
カナダ オンタリオ州ロンドン コロナウィルス状況（2020年3月21日）
Photo by Alexas_Fotos on Pixabay
だんだんと人も慣れてきた様子
「２m」の距離の徹底
カナダではどのお店でも「２m」間隔の距離を置くことがかなり徹底されてきました。どのお店も基本的に人数制限があり、お店の中が人でいっぱいということはありません。
お店の入り口にスタッフの方がいて人数を数えながら中に人を入れるのでお店の前には行列ができることもしばしば。
お店も独自のステッカーなどでレジに並ぶ時やお店を回る時も人が距離を開けられるように工夫しています。
が、私は矢印は結構気づきにくいのと分岐点と合流点でよく混乱してます。
レジにも保護カバー
ほとんどのお店のレジには保護カバーがつけられるようになりました。
レジの人はたくさんの人とやり取りをしなければいけないのでこういう対策も必要になってきますね。
マスクは？
私の住んでいる街ではマスクもかなりの人がするようになり、N９５のようなしっかりしたマスクも結構見かけます。
また、それ以上にすごい防毒マスクのような立派なものもたまに見かけるくらい。
手作りマスクも浸透してきたようで、可愛い柄のマスクをしている人も結構見かけます。
全体の６〜７割くらいの人がカナダ人でもマスクをしています。
特にスーパーなどは人が一つの空間に集まるのでみんな警戒しているんでしょうね。
商品は？
一部の商品、フルーツ冷凍食品や小麦粉などは品薄になってきていますが、少し待てば入荷されます。
お店によって1人いくつまでという制限を設けているところもあるので買い占めなどはできないようになっています。
日本でも小麦粉が売り切れ！というのを聞きましたが、カナダでも小麦粉系は品薄！
やはりお家時間を楽しむのにお料理（お菓子作り）は欠かせないですね。
仕事は？
Photo by Djurdjica Boskovic on Unsplash
基本エッセンシャルワーク
仕事はコロナウィルス 行こうグッと減りましたが、政府もエッセンシャルワーク（生活に欠かせない仕事）をサポートして少しずつ増えてきています。
カフェやレストランもまだデリバリーやテイクアウトだけですが、少しずつ緩和してきているように感じます。
Essential = 必要不可欠な
リモートワークも増えてきた！
求人情報を見ていると、徐々にRemote Work, Work from homeも増えてきました。
カスタマーサポートやオンラインレッスン講師、グラフィックデザイナー、Webデザイナーなどのインターンもリモートワークの募集が出ています。
まだまだ数は少ないですが、チャンスが出てくるのは嬉しいですよね。
また、リモートワークなので通える距離ではない場所にも応募できるのは利点ですね！
州立公園＆保護区が開放されます！
Photo by Євгенія Височина on Unsplash
一部の州立公園＆保護区がオープン！
オンタリオ州では５月１１日（月）から５２０の州立公園と保護区が開放されました！
そして５月１５日（金）には新たに１１５の公園が開放されます。
オンタリオ州だけでトータル６３５も！！！と驚きますよね。
でもこれ、全部じゃないんです。
カナダの土地の広さに驚くばかりです。
ロンドンでは一番近いところで「Komoka」という公園が開放されますが、ダウンタウンから１５キロほど。
どんな公園がオープンになったのか気になる方は下記のサイトでチェックできます。
できることも限られます
公園がオープンになったからといってキャンプや遊具で遊ぶなどはまだ禁止！
公園でしてもいいことは下記の４つ。
- ウォーキング
- ハイキング
- サイクリング
- バードウォッチング
すべてソーシャルディスを守って行いましょう！という条件付きです。
学校は？
Photo by Nick Morrison on Unsplash
３月１６日から４月末までの冬タームは全オンライン
私の通っている学校はギリギリまで最後の卒業試験前にオープンという感じだったのですが、結局最後までオンライン授業で終わってしまいました。
私のコースの場合はファイナルプロジェクトのデータを提出。プレゼンテーションはなし、いくつかの科目はオンラインテスト。で終了してしまいました。
公立学校は間も無く再開？
緊急事態宣言が６月２日まで延長されました。
公立学校の再開時期は来週発表になるそうですが、もしかしたら今月中に再開されるかも？？
追ってご報告したいと思います。
一部の大学などは夏の間はすべてオンライン決定というところも。
私の通うコミュニティカレッジは様子を見ながらという感じですが、問題は留学生。
すでにコースがすでに９月に延期になったものも出てきています。
その対応については学校側でホームページ上でもFAQが記載され、電話やメールでも対応していますので気になる方は自分の行かれる（行こうとしている）学校や州をぜひチェックしてみてください。
ビザが関わる問題なのでとても深刻。できれば夏は日本からオンラインなどを利用して様子を見ながら考えた方が自粛がいつまで続くのか、来る過程、または来てから感染してしまうかも、また自分が保菌者で感染させてしまうかもなんてことになったら後悔してもしきれないので、今の渡航はなるべく避けたほうが賢明かと思います。
卒業式やプロムはキャンセルなし！でも延期
Photo by Stacey Kennedy on Pixabay
カナダは６月が卒業式やプロムが行われます。
ですが、今の状況。。。「卒業式やプロムはキャンセルしないでいいよ！でも夏や秋以降に延期してね」とアナウンスが出されました。
留学生だと参加できずに帰国という人も多いかもしれませんね。。。
オンラインが充実！今のうちにオンラインを利用しよう！
語学学校などもオンラインに切り替えています。
これは逆にチャンスかも！？海外へ語学留学、または大学やカレッジを目指している方で語学学校に通う予定だった方、計画していた方は、ぜひ調べてみてください！
語学学校のオンライン授業なら滞在費はかからず、余計な出費がない！
時差の関係や、友達をどうやって作るかなど問題はありますが、オンラインで外国の留学生と一緒に授業を受けたりする経験をしながら英語はもちろん、ライティングの仕方なども学べるのはチャンスかも！
他にも通常有料のオーディオブックが無料だったり、今の自粛の時の特別企画をぜひチェックしてみてくださいね。
「corona online free」と検索するだけでもたくさん出てきます！
ハーバードなどの一流大学の講義が聴けるものから小学生向けのものまでありとあらゆるものがあるので、自分の目でチェックしてみてくださいね。
住環境
エレベーター内も２m間隔
マンション（アパート）のエレベーターも場所によって２人までと制限があります。
今住んでいるところは人数規定はありませんが、エレベーターの前には「２mの距離を開けましょう！！！」の張り紙が。
ランドリールームにも注意書き！
やはり色々な人と共通で使うもの。
使ったら手洗いをしっかりしてください！具合が悪い時はランドリールームも使用を控えて。など張り紙がたくさんあります。
まとめ
カナダはかなり早い経済サポートなどを打ち出していますが、それでも生活が苦しくなってくる人やお店などは死活問題ですよね。
私もバイトが見つからない。今まで働いていないからサポートもなし。。という状況ですが、こうなったものはしょうがない！と思って意外とお家生活を楽しんじゃってます。
徐々に規制を緩めていく方針が出されてはいますが、まだまだ油断はできないので難しいところですね。
今回のことで大きく計画が狂った方も多いかと思いますが、ピンチはチャンス！色々なサポート（オンラインの教材や舞台、ライブ特別無料放送なども含め）や特典も出ているので上手に活用してこの危機の間にパワーアップしちゃいましょう！
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