銀歯が取れた!海外での歯科治療。カナダの歯医者はどのくらい高い?

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銀歯が取れた!カナダでの歯医者さん。。いくらかかったか内容もご紹介!

海外にしばらく滞在する場合、気になるものの一つが歯医者さん。

日本でしっかり治療を済ませていても、急に詰め物が取れた!歯が痛くなった!など、歯のトラブルは意外と起こるもの。

しかも日本に帰るまでそのままにして置けないケースが結構あります。

私もお正月にカナダ東部初上陸のマックプティーンを食べていたら銀歯の被せ物が取れた!!!(プティーン:カナダの代表的な食べ物。フライドポテトにチーズとグレイビーソースがかかったもの)

しかも奥から2番目の下の歯!がっつり覆われた大きな銀歯が取れました。。。

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プティーンなんて硬くもないし、キャラメルみたいに被せ物が取れる要素ゼロなのに!

カナダはお正月休みが1月1日しかないことが多いのに、私が行こうとした歯医者さんはなぜか2週間も休み!!!長!!!

予約もすぐに取れず、結局銀歯の被せ物が取れてから3週間後に行ってきました!

まずは予約

近くにある場合は直接行って予約をしてもいいですし、電話番号がわかればまずは電話で予約してから行きましょう!

私の場合はホストファミリーに歯医者さんを教えてもらって電話して予約しました。

予約時に必要なもの

  • 名前
  • 電話番号
  • 歯の状態を伝える

これだけでした。
あとは都合のいい時間や日にちを伝えて予約完了。

学校の保険があったのですが、「直接来た時に見せて」ということで特に内容や番号は聞かれませんでした。

予約確認

全ての歯医者さんであるかわかりませんが、私の行ったところでは前日に本当に来るかどうかの確認の電話がありました。

意外としっかりしてますね。

どんな雰囲気?

外観

私の行った歯医者さんはダウンタウンから少し行った住宅街の中にありました。

ちょっと素敵な1戸建ての1階部分が歯医者さんという感じで大きなガラス窓があって中が見える感じでした。

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※写真はイメージです。

他の歯医者さんは表に大きな看板があったり、もっとわかりやすいところが多いのですが、ここは住宅街にひっそりとある感じで一見わかりづらかったです。

ちなみに通り道にあった可愛い歯医者さんの看板。
ちょっとわかりづらいですが、「Dental office」と書いてあります。
真ん中に歯のシンボルがあるのが可愛いですね。
他にも可愛い看板の歯医者さんが結構多い気がします。

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待合室

待合室はソファと本棚があり、ゆったり寛げる感じのところでした。
そしてなぜかネスプレッソのようなコーヒーマシン。。。
私もコーヒーは大好きですが、いつ飲めばいいのーーー???
治療前は色がついちゃうし、治療後は薬の味がするし。。。
ちょっといいコーヒーマシンだったのでかなり魅力的でしたが飲めませんでした。
付き添いの人用なのかな?

診察&治療

受付

受付は入ってすぐにありました。
名前と予約している旨を伝え、保険カードを提出します。

保険に入っている方は保険のカードをかならず持っていきましょう!

保険が使えるかどうかわからないという方もとりあえず持って行って受付の人に見せれば使えるかどうか、もしくは自分で確認しないといけないかなど指示してくれるはず!

カルテ

受付を済ますとカルテを書きます。
カルテは結構しっかりと健康状態についての確認があります。

アレルギーなどの項目もあるのである人はきちんと記載しましょうね。

予約をしているので、カルテを書き終わっってしばらくしたらすぐに呼ばれました。

いよいよ治療開始!

Photo by StockSnap on Pixabay

ここの歯医者さんでは個室のようになっており、それぞれが壁で仕切られていました。

まずはレントゲン。
レントゲン室に行かずにその場でレントゲン用のエプロンをして撮りました。
しかもちょっと大きく空いていて最初のレントゲンじゃ見にくいということで2種類のレントゲンを撮ることに。。。

そして治療開始!緑の薄いゴムのついたものを治療する歯の部分にはめられ、まずは麻酔!

塗り薬の麻酔で甘苦い味。そして速攻効いてすぐに口の半分が痺れてきました。

その後は取れた銀歯の場所に残っていた接着剤とその接触する両隣にちょっとできた虫歯、ついでにその前後の銀歯もガンガン取っていました。

ものすごい音でめちゃめちゃ怖かったです。。。

痛みは全くなかったのですが、私は口があまり大きくないので先生に口を限界ギリギリまで開けられてそれが辛かったです。

そして日本と違うのは治療中に先生と歯科助手の人がずっと世間話をしていること。
私は特に気にならなかったのですが、かなりリラックスした雰囲気での治療という感じです。

最後に空いた部分の歯を埋めていきます。

カナダでは基本的に銀歯ではなく「白い歯」が基本。

私の歯もメインの銀歯が取れたところ、その前後がすべて白くなっていました。

詰め物が取れたところだけでいいと伝えていたのですが、その接続部分もちょっと穴が空いていたからかな?

でも一気に奥歯がすべて白くなって嬉しいー。

治療にかかった日数

なんと1日で全てが終わりました!!!

トータル1時間半!!!早い!!!!
日本だったら、レントゲン→削る→型とる→仮歯→銀歯→調整
という感じで数回は通わないといけないものがたった1日で全てが終わりました!!!
しかも見た目もいい感じ♫

その後の経過

その日も麻酔は4時間くらいで引き、麻酔が取れたら痛みが出るかと思いきや全然平気でした。
そして現在2週間以上経ちますが、全く問題ありません!
痛みが出たら。。違和感があったら。。。とビクビクしていたのですが、銀歯ではないので逆にしみることもなく、銀歯によくありがちな違和感も全然ない!

支払い

支払いは保険が使えることが歯医者さんで確認できる場合は支払いなしで済ますこともできるそうですが、私の場合学校の保険があまり知られていない会社だったらしく、まずは自腹で払うことに。

病院や歯医者さんなどで保険のカードを見せても「わからない」という場合は一旦自分で払ってから学校もしくは保険会社に連絡して払い戻しをしてもらうことになります。

治療費

Photo by ptra on Pixabay

トータルコスト

お金が一番きになるところですよね。
私の場合、レントゲン、歯を削って白い歯で埋める。という作業で821カナダドル。
8万円くらいですね。
3本とも白い歯になって1日で終わったことを考えると意外と安いんじゃ?
日本だと白い歯にするだけでかなり高くなっちゃいますもんね。

保険

せっかく入ってる保険。使いたいですよね。
カナダの場合、語学学校も含め全ての学生が保険に入ることが必須とされています。
学校で入っても個人で入っても問題ないのですが、私は面倒だったので学校のにそのまま入りました。
学校の担当者によるとおそらく

学校の保険でカバーできるのは500ドル。321ドルが自腹になる予定です。

歯科治療は保険でカバーできるものとできないものがあるのですが、緊急とアクシデントに関してはだいたいカバーされるものが多いようです。

ちなみに私が学校で入っている保険は月に60ドル。7ヶ月契約なので420ドル支払っています。(6ヶ月以上の支払いから歯科治療がカバーされています)

学校に領収書と保険のカードを持っていき、書類を書いてもらい郵便をしました。
ちゃんと500ドル戻ってくるといいなぁ。

後日談:学校からは500ドルと言われていたのですが、600ドル戻ってきました〜!
そして2ヶ月経った今も全く問題ありません♫

あとがき

学校の友達も歯科治療で1200ドルかかった!とかインターネットでも1000ドル超えたという話をよく見ていたのでドキドキしていたのですが、思ったよりは金額が行かずにすみました。

カナダは病院も保険がないと診察だけで1000ドル超えるなんていう話をよく聞きます。
皆さんも保険にはしっかり入っていきましょうね。

私の個人的なカナダの歯医者さんの感想は治療も短く、白い歯になるから行く価値あり!保険があるならお得に治療できる!!!
もちろん歯医者さんやその状態によっても大きく変わるとは思うのですが、今回の治療は今の所満足できるものでした。