日本人が苦手な英語の発音8つを克服しよう!

これができればネイティブ!?自宅で発音練習!

「日本語話者」にフォーカスされた間違いやすい英語の発音!がIELTS-blogで紹介されています。
誰もが知る難関「L」と「R」以外にもこんなにあった聞き取りづらい、伝わりづらい発音!
きちんと通じる発音を練習して同時にリスニング力もあげちゃいましょう!

IELTS-blogのシモーネさんから日本人向けの新しい記事の連絡をいただいたので、ご紹介も兼ねて翻訳&意訳&追加の補足情報&私のおすすめ動画と感想もやや入りながらお届けします。

本家はこちら
IELTS-blog Top 8 English Pronunciation Problems for Japanese Speakers (and how to fix them!)

もしあなたが日本語ネイティブで、英語を話した時に「え?もう一度言ってもらえる?」と聞き返されることに悩んでいたら。。。
もしかしたら発音の練習がもうちょっと必要かもしれません。

まずは難関発音の王道!

pronunciationPhoto by Joshua Hoehne on Unsplash

1. 日本人にとって最難関!「L」と「R」

もうこれは横綱級の難関発音の代名詞ですね。

Sometimes native Japanese speakers say ‘r’ instead of ‘l’.
時々日本語ネイティブの人は「R」を「L」と発音してるよね。

Listen to the correct pronunciation here.
正しい発音を聞いてみよう!

なんとなく聞いても上手く発音できない!という方はこちらの動画がオススメ!

『サマー先生と英会話』

アメリカ人のサマー先生の講座!日本語も完璧で説明もわかりやすい!
ぜひ一緒に練習してみてください。
発音する際のコツも紹介されていてとてもわかりやすいです。

ポイントは発音する前の音!

「L」を発音する際には口を開けて発音する「ン」
「R」を発音する際には「ウ」を入れてみてくださいね!

「ご飯(RICE)大好き!」と「シラミ(LICE)大好き!」じゃ大違い!

しっかり練習して「シラミ大好き!」と言わないようにしましょう。

2. 「F」「P」「B」「V」子音の発音

外国の人からするとこの区別も聞き取りづらいみたいですね。
「B」「P」は息を勢いよく出して発音する破裂音と言われるもの。
口の前に手をかざしてみると息がかかるのがわかりますね。

Sometimes Japanese speakers say ‘p’ instead of ‘f’, such as ‘preper’ instead of ‘prefer’.
Listen to the correct pronunciation here.

「Prefer」を「Preper」と発音してませんか?

Another common issue is using ‘b’ instead of ‘v’, for instance saying ‘bideo’ instead of ‘video’.
Listen to the correct pronunciation here.

「Video」と「Bideo」日本語だと「ビデオ」ですが、英語では「ヴィデオ」

こちらもサマー先生の「V」と「B」の違い

リスニングテスト、早口言葉、聞き取りゲームなどもあり、楽しみながら発音練習と聞き取りチェックができます。
最初のゆっくりした発音で「できそう?!」と思っても、リスニングテスト、早口言葉、聞き取りゲーム、全部難しい!!!
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね。
そしてなんと無料のMP3まで付いてます!詳しくはYouTubeの備考欄をみてくださいね。

「F」と「V」の発音のコツはこの動画をチェック!

『あいうえおフォニックス』

アリー&ファジーが口の図解付きでわかりやすく説明してくれます。
アリー&ファジーの声もかわいいですが、イラストがたまらなくかわいいです。
そして2人とも日本語も英語もネイティブだから発音が綺麗!
それぞれの練習単語の後に例文もあるので文章でも練習できるのは会話の練習にもなっていいですね!

3. 「TH」の発音

こちらもよく言われるので意識してる方も多いですよね。
舌を歯の間に入れる!と習いますが、単語の間や会話の中ではついついできないことも。。
語学学校でも「TH」の発音は練習課題にあった重要な発音。日本人以外の外国の人も苦手な発音なのかもしれませんね。
しっかりチェックして綺麗な「TH」を発音できるようにしましょう!

Sometimes speakers of Japanese might say ‘sink’ instead of ‘think’, or ‘sick’ instead of ‘thick’. That changes the meaning of the word entirely and the listener would struggle to understand them.

「sink/沈む」と「think/思う」、「sick/病気の」と「thick/厚い」この違いは会話の意味がまったく異なってしまって聞いてる人が意味を理解できないことも。

Listen to the correct pronunciation here.

サマー先生も「TH」「S」の違いで意味が異なって会話が混乱してしまうことも触れていますね。

練習問題をナチュラルに言おうと思うとめちゃめちゃ難しい!
もう早口言葉状態になっちゃいます。
ぜひ「Aesthetician/エステティシャン」を綺麗な発音でさらっと言えるようになりたい!

母音の発音

大事な母音の発音。日本語にはない母音の音、でもこれができるとできないでグッと大きな差がつきますね。
まとめて母音をしっかり練習してみましょう!
ネイティブにとってどんな単語と勘違いされやすいかも紹介されていますね。

こちらも無料のMP3付き!
サマー先生も「上達には繰り返し練習すること!」とあるように今までしたことがない発音をできるようになるには口が慣れるまで時間が必要ですが、何度も繰り返し発音して体に染み込ませましょう!

4. /oʊ/ (例:note)

If you pronounce ‘note’ more like ‘not’, that’s incorrect – it needs to be pronounced like ‘nowt’.
Listen to the correct pronunciation here.

もし「note」を「not」と発音していたら間違いです。「nowt」というような感じで発音する必要があります。

The word ‘most’ has the same sound /oʊ/.
Listen to the correct pronunciation here.

「most」も同じ「oʊ」の発音です。

上記のサマー先生の「日本語にない6つの英語の母音」では/oʊ/は10分21秒から紹介されています。

「note」も紹介されていますね。
「ou」という感じで最後に口を丸めて伸ばしがちに「u」というような感じで発音してみましょう。

5. ‘er’ /ɜː/ (例:‘hurt’)

If your ‘hurt’ sounds more like ‘heart’, and ‘firm’ more like ‘farm’, that is incorrect.
Listen here to both incorrect and correct pronunciation, and fix your own, if you need to (scroll down to the blue box to listen).

「hurt/傷つける」が「heart/心臓」、「firm/会社」が「farm/農場」になっていませんか?

アリー&ファジーの発音レッスン!単語の例で「fart/おなら」が出ちゃうのがかわいい。
ゆっくりとわかりやすく説明してくれるのでリラックスして練習できます。
説明もあかるい「あー」とくらい「あー」という風に雰囲気で伝えてくれるのがいい!

6. /æ/ (例: ‘hat’)

If you say ‘hat’ but it sounds like ‘hut’, or ‘back’ sounds like ‘buck’, that is another problem.
Go here to listen to the correct and incorrect pronunciation, and you will see the difference (scroll down to the blue box to listen).

「hat/帽子」を「hut/小屋」、「back/背中」を「buck/雄(鹿など)」と発音していませんか?

サマー先生の「日本語にない6つの英語の母音」では2分15秒から紹介されています。

Japanも「dʒəpˈæn」と「æ」が使われていますね!
これは日本人としてきちんと発音したいですね!

「あいうえおフォニックス」ではいろんなあかるい「あ」の音が紹介されています。

7. 弱い母音

(*IELTS-blogでは8番目に紹介されてます)

a i u e oはそれぞれ同じ母音でも音が同じとは限りません。
かわいいイラストと日本語&英語ネイティブのアリーとファジーの「あいうえおフォニックス」のページで詳しくフォニックスについて教えてくれるのでひとつの母音でも色々な発音があるのがわかります。
音の違いを単語を使いながら聴き比べできるのでとてもわかりやすいですね。

あいうえおフォニックス

書籍化もされています。本だとお子さんと一緒に絵本感覚で練習できますね。

Japanese speakers pronounce every vowel in English the same way – but some vowels should be pronounced differently. A good example of a weak vowel is ‘o’ in ‘today’ – it should be pronounced more like ‘uh’ rather than ‘o’. Listen to the correct pronunciation here.

全ての母音を同じ音で発音しようとする人がいるけど、母音は常に同じ発音じゃないんです。例えば「today/今日」は「o」よりも「uh」に近い音ですね。

言葉のリズムを掴もう!

8. 強く発音する部分(stress)

(*IELTS-blogでは7番目に紹介されてます)

英語では強く強調する部分を「stress/ストレス」と言います。
ストレスが違う場所にかかると違う単語になることもあるのでしっかりチェックしましょう。
辞書でも発音記号にありますね。上にちょん「’」「`」とマークがしてある部分です。

「How many syllables?/音節はいくつ?」
「Where is the stress?/ストレスはどこ?」

この二つは語学学校でも新しい単語を学ぶ時に必ずと言っていいほどよく聞かれるので覚えておきましょう!

Each multi-syllable word in English has one stressed syllable. In the word ‘rePORT’ the stress is on ‘PORT’, so you should say it in higher pitch and put more emphasis on it. When you don’t, it makes your word stress and rhythm flatter than a native speaker’s.

英語には強調された音節があります。例えば「rePORT/報告する」では「PORT」の部分が他の部分よりも強調されます。もし強調しなかったらネイティブの発音する言葉よりもフラットに聞こえてしまいます。

アクセントとイントネーションをしっかり練習しましょう。
イギリス人の友達が日本で英語を教えていた際に「オレンジじゃない!オーレンジ!!!」と生徒に何度も教えたと言っていました。
アクセントの違いでネイティブに通じない(わかりにくい)ということにならないように発音記号または音のどこが強調されているのか真似しながら練習しましょう。

あとがき

発音は日本で育った日本語ネイティブには高い高い壁ですよね。
それぞれの国のアクセントがあるのは個性的で魅力の一つですが、発音が違って「伝わらない」のは悲しいですよね。
正しい発音をきっちり練習して英語で弾んだ会話をするためにもしっかり練習しましょう!

※今回ご紹介したYouTubeはどちらもアメリカ発音になります。イギリス英語など他の国の英語を練習したい方はYouTubeでお気に入りを探してみてくださいね。