失敗しないための余裕を持った海外留学計画を立てよう!
海外留学したい!大人留学のための海外留学の計画は夢を叶えるための大きな一歩!
この計画でその先の留学、その前の準備のスムーズさも大きく違います。
下手すると間に合わなかったーなんてことにならないように、しっかり計画を立てたいですね。
留学することは決めた!じゃあいつまでに何をすればいいの??と悩みますよね。
私は「留学する!」と決めたのは早かったのに、その後のんびりし過ぎてギリギリに。。。
ラッキーが続いてなんとか当初の予定の日程では日本を出国することはできることにいなったけど、内容は当初から変更。。。そんなことにならないために、みなさんはしっかり計画を立てましょう!
今回は私の失敗経験からこんなスケジュール感覚でいけばいいんじゃないかな?という留学スケジュールについてです。(カレッジ・大学学部留学向け)
※かなり余裕を持ったスケジュールになっています。英語のスコアがすでにある方はもっと準備期間は短くて済みます。
※語学学校の場合は英語のスコアが必要なかったり提出物が少ない場合が多いので大学やコミュニティカレッジよりも準備期間が短くて済みます。
準備のスタートは入学希望日の2年前
- プランニング
- エリアの選択 ⇨ 学校の選択
まずはプランニング!いつ頃から行きたいのか。留学の期間、専攻、目的。取りたい資格。
私の場合はまずは行きたい国(カナダ)を決め、やりたいこと(グラフィックデザイン)を決め、エリアを決め、それができる学校を探しました。
学校の選び方の記事もご参考にどうぞ。
海外大学、コミュニティカレッジ、語学学校の探し方と比較の仕方《カナダ編》
そして重要なのが自分の英語力と学校の求める英語のレベル。
必ずネイティブでない人には英語の証明が必要になります。(提携している語学学校のコースを卒業すると英語の試験免除できる学校もあり)私の場合はここの見極めが甘かったためにギリギリにバッタバッタでプラン変更になりました
学校の求める最低基準の英語力をチェックしましょう!IELTS(アイエルツ)もしくはTOEFL(トーフル)のどちらかを提出する方が多いかと思います。どちらも受けたことがない!というかたはまずはネットで検索してどんな試験なのか見てみましょう!
日本ではTOEICを受けたことがある方は多いと思いますが、IELTSもTOEFLもTOEICとはだいぶ違うので、TOEICで高い点を取れている方も、まずは内容を確認しましょう。
どちらも海外の大学もしくはコミュニティカレッジなどの学校に入ってもきちんと授業についていけるかの英語のテストです。
単語もアカデミックなものになり、Listening、Reading、Writing、Speakingの4種類のテストを行います。
IELTSの試験に向けた記事はこちらをご参考にどうぞ。
IELTS高得点を目指せ!無料の英語長文リーディングおすすめのサイト!
最強の”IELTS-blog”を解説!”Target Band 7″を無料プレゼント!!!
2年〜1年前
- まずはテストを受けて実力を知る
- 自分のスコアを知った上でプランの立て直し
まずは自分の英語力を知りましょう!どちらのテストを受けるか決めたら3ヶ月後にテストを受けるセッティングをしましょう。何はともあれ自分の英語力が分からなければプランが台無しになる可能性が。。。そうならないために、まずは自分の今の位置を知りましょう!
私はIELTSを入学希望の9ヶ月前に受けました。学校の求めていたスコアはIELTS 6.0。私のスコアはこの時点で5.5でした。もうちょっとじゃん!と思いますよね。でもIELTSは4つの項目(Listening, Reading, Writing, Speaking) の平均点なんです。
Listening 5.5 Reading 5.5 Writing 4.5 Speaking 5.5 Overall Band Score 5.5
このOverall Band Scoreというのが必要になります。私のこのスコアだと1科目が0.5上がるだけじゃダメなんですね。
最終的にはListening 5.0 Reading 6.0 Writing 5.5 Speaking 6.0 Overall Band Score 5.5 までになったのですが、Overallだけ見ると同じですよね。でもこの場合はあと1科目が0.5上がればOverallが6.0になります。
学校によっては Overall 6.0 with no band below 5.5 などの指定もあります。この場合全ての項目で5.5以上必要ということになります。なのでOverall 6.0 (L5.0 R 6.0 W6.5 S6.0)でもListening が5.0なので不合格となってしまいます。
そして0.5あげるのに100時間〜300時間程度かかると言われています。ですが、重要なのは安定して同じスコアを取ることも実は大変なんです。
私の場合、カジュアルな友達会話はなんとなくできる。でも文法、品詞はちんぷんかんぷん。ボキャブラリー少なめ。特に自分の興味のないサブジェクトや硬い表現はかなり少ない。なので出題内容によってかなり動きます。
日本語でも友達と話す恋愛やファッション、食べ物について話している会話とニュースで使われている言葉は全然違いますよね。それが新聞になるとさらに難しい!
私の結果を見てもListeningが最初に受けたのよりも0.5落ちてますよね。
全ての項目で多少の動きがあってもおかしくないと思って少し上を目標に勉強しましょう!
余裕を持って準備に進めるように最低でも3回は試験を受けるつもりで計画を立てましょう!(どちらの試験も難しいです。10回受けた!なんて人も珍しくありません。)
現役の大学生でもTOEICやTOEFLの塾に1年近く通うのは珍しくありません。それを考えたら勉強から離れていたりアカデミックな英語に触れていなかった人はそれなりに時間がかかって当たり前ですよね。
早めに点が取れたらその分余裕ができるので、ギリギリで焦るよりもずっと時間を有効に使えます。
今現在点数が低くても大丈夫!どんなテストでも練習を積めば点数は上がります!時間はかかるかもしれませんが勉強すればその分少しずつでも必ず前進してます!
1年前
- エージェントを見つける。または自分でやるか決める
- 学校への出願のため提出物の準備(卒業証明書、成績証明書など)
- 学校へ出願
エージェントでやる場合はエージェントの方が何が必要か教えてくれるかもしれませんが、自分で行う場合は何が必要か学校のホームページをしっかり読んで、必要なものを確認しましょう!課題がある学校もあると思うのでそこも要チェックです。
何か質問がある場合はどんなこともでもエージェントもしくは学校の窓口にガンガン聞きましょう!
ここで思い込みは禁物!最近ではフェイスブックやメールで直接質問できるところもあります。私の行きたかった学校はメッセンジャーで質問すると数日中には回答が来ていました。(しかも似たような内容のことも何度も納得するまで聞いてしまいましたが親切に対応してもらえました)
この時点で英語力が全然思ったように伸びていない!と焦っている方は塾や個人レッスンなどを加えてみるなど今までの勉強法を見直して見ましょう!
そのための資金も視野に入れておきましょう。正直塾は決して安くはありませんが行く価値はそれなりにあるかなと思います。人によってどの勉強方がいいかは異なります。無料レッスンなども上手に利用しながら自分にとっていい勉強方を探して見てください。
私が使ったレッスン体験もよければご参考にご覧ください。
コミュニティカレッジ留学前の英語の勉強とIELTS達成までかかった費用!
まずは英語のスコアが取れないと入学許可がおりません。
学校によってはスコアが足りない場合は付属のESL(英語コース)で数ヶ月から1年勉強してから本コースに移れる場合もあります。付属のESLで受け入れられるかどうかも確認して見てください。
大学の場合は付属のESLコースで勉強してから上がれる場合が多いです。
コミュニティカレッジも学校によってその制度があるところもあります。
または提携している語学学校のPathwayという大学進学用コースを受ければ英語のスコアの証明はパスできる制度もあります。
学校の入学許可書も学校によってすぐにでるところと時間がかかるところがあります。
語学学校は比較的すぐに出やすいですが、大学やコミュニティカレッジは審査に時間もかかります。
半年前〜3ヶ月前
- 就学許可証(VISA)の申請
- ホームステイをする場合は申請
入学許可が降りたらいよいよ就学許可証(Study Permit)の準備です。銀行の残高証明書など就学許可証申請に関わる書類も必要になります。
銀行の残高証明:私の場合は1週間くらいかかりました。メールなどではなく郵便できます。しかもまずは窓口でやりとりが必要になる銀行が多いと思うので、銀行のホームページなどで自分の使っている銀行の残高証明の申請の仕方を確認しましょう。
この時必ず英語での証明書をもらってください。
私の銀行残高についての体験はこちら
また就学許可証が降りるまでの期間は通常2〜3週間と言われていますが、時期によっては2〜3ヶ月かかったという話もあるので早めに準備しましょう。
特にカナダ、オーストラリアなどワーキングホリデーでビザ申請が多いところは時期によって時間がかかると言われています。
VISAの申請についての記事になります。
学校やエージェントを通してホームステイの申請。私の場合は学校が提携しているホームステイ先にしました。もっとギリギリでも問題ないかと思いますが、早めの方が自分の条件に合った家庭が多いような気がするので。。もし紹介されたところに気になる点などがあれば学校やエージェントに正直に伝えてみましょう。
ホームステの条件は正直に嫌なものは嫌と伝えましょう!特に動物や子供がOKか、食べ物の好き嫌いなど遠慮せずに伝えておきましょう!
一度決まってから動くのは申し訳ない気持ちが出てしまったり、移動も大変だったりするので事前にわかっていることは伝えましょう。
3ヶ月〜1ヶ月前
VISAが降りたらあとはお金の持って行き方、航空券の購入、保険などの準備に取り掛かりましょう!
ネット銀行、クレジットカード、デビットカードなど申請してから受け取るまでに時間のかかるものもあります。余裕を持って準備しましょう。
また、オンラインでできるように設定しておくと海外に行った後にも履歴を確認できたり、入金などできて便利です。
オンラインの銀行も事前に住所確認が必要だったり、マイナンバーカードの確認が必要なものもあります。
1ヶ月前〜出国
いよいよ出国が目の前!荷物の準備、住民票の転出届、健康保険や年金などの手続き。お金の持って行き方の最終確認。
旅立ってから「あ!忘れた!!!」とならないようにしっかり準備しましょう。
ただし、ほとんどのものは現地でも購入できるかと思います。絶対に手に入らないであろうもの。健康にかかるもの(薬、持病のある方は英語の診断書)以外は大抵なんとかなります。準備は入念に、だけど忘れてしまった時には慌てたり落ち込まず、現地で代わりのものに挑戦して見ましょう!意外と気にいるかもしれませんよ。
意外とやることはたくさんあります。
調べたり、連絡したり、テストを受けたり、エージェントにやってもらうにしても自分でやらなければいけないことがたくさんあります。
特に英語のテストは誰も代わりにやってくれませんよね。
学校も人数制限があるので準備している間に定員になってしまったなんて悲しいことにならないように決めたらまずはどんどん行動を起こしましょう。
そしてBプランも少し頭の端に考えておくといいですよ。
万が一第一希望の学校に行けなくなった、希望していたエリアを変えざるを得ない状況が出たなど途中で変更することがあるかもしれません。
その時にも早めに準備をして入ればそれを使えますよね。
何かあった時に全てを諦めざるを得なくなるのは悲しいので、代替案もあると心に余裕が生まれますよ。
留学後に好きな勉強をしているところを想像して、夢に向かってがんばりましょう!
今日も良い1日でありますように♫
コメントを残す