最後の成績発表でまさかの単位を落とした!?卒業危機に直面!

春といえば卒業シーズン!
カナダのコミュニティカレッジは秋入学(9月)と冬入学(1月)があり、ながーーい夏休みがあるのですが、9月から2年間のコースを受けた私も4月で卒業!(学校により多少異なります。)晴れて自由の身!う、嬉しい。。。

これでもう課題に追われて苦しむこともなくなる!特にコード課題。。。苦しかった。。
でもその前に今までの課題の結果と成績が発表されます。

ここで単位を落とすと卒業に大影響の成績発表!そこでまさかの事態発覚!!!
一度は落第点となりかけたけどなんとか復活できたお話。

もし万が一同じような事態にあったときのご参考になればと思います。
(ないに越したことないですが。。。)

コミカレで落第点?単位復活までの道!
Photo by cottonbro from Pexels

始まりからドタバタ!紆余曲折あった成績発表!

第一のパニック:早朝に成績に関する連絡が!

なんと朝6時に成績についての連絡がアップ!

おそらく多くの生徒が待ちに待った成績発表!
早朝6時に成績についての連絡が「Grades on ***site (学校のサイトの名前)」

「え!?成績が出たの??」と慌ててチェック!
まだ最後の課題の成績が出ていないのに成績が発表されるの?通常成績発表の前にすべての課題のグレードが付いてから成績に反映されるのので驚きながらも早速確認!

そこにあった「U」の文字。。。

成績は2種類の文字で表されます。

S for satisfactory progression and U for unsatifactory progression

Sは合格、Uは不合格。

え???「U?????」もう完全にパニックです。
しかも一番心配だったプログラミングの科目なんで余計にパニック!!!

卒業ができない!!!

教授に速攻メールで確認!

何度確認しても「U」に間違いない!
これは大変!すぐに教授にメールを出しました。

しばらくするとその科目の掲示板に教授からメッセージが

The rest of the *** grades should be (fingers crossed, because the website is being difficult) done today. If you’re anxiously waiting for your grade, fret not… I’m getting to it.

「最後の課題の成績は今日中に終わる予定です。今成績つけてるところだから、不安がらずに待ってて!」

fret = be constantly or visibly worried or anxious. (Definitions from Oxford Languages)

なんだよー。びっくりしちゃったよー。とりあえず一安心して待つことに。

実は。。。一時的に成績が見れなくなりますの連絡だった。

よくよく連絡を見たら「明日の◯時から何日まで成績表は見れなくなります。」という連絡でした。
完全に早とちりだったんですが、毎日毎日いつ成績が発表されるかをチェックしている生徒にとって「Grades on ..」ってなったら成績が出たって思っちゃいますよね。
しかも他の科目もすべてグレードがついてるから余計に最終成績と勘違い。

確認って大事ですね。

第二のパニック:最後の課題が落第点!

待ちに待った成績がついたと思ったらなんと落第点!!!!
今回の課題で51%以上できてないと卒業できないのに40%!!!
えええええ!!!!????ちょちょちょちょっと待って!!!

今回のコードはクラッシュしてないし、そんなはずないけどどういう事??
頭がグルグル。

またまたすぐに教授にメール

すぐに教授にどうしてこの成績なのか、どうしたらいいのか、何が悪かったのかと焦ってメール。

すると教授から一部のコードのファイルが「Empty(空っぽ)」と連絡が!

えええ???すぐに自分で再度確認。
あれ、ちゃんと見れる。。。すべてのデータがちゃんと入ってるし、何度確認してもちゃんと動く。

また教授に連絡。自分のコードのスクリーンショットを取り、ないと言われているファイルにもきちんとコードが入っていることを送ったり、リンクを送ったり、と何度もやりとり。

そして発覚したことが。。。

ペアワークの相手が間違ったものを提出していた。。。

最後の課題はペアワークで二人で作り、提出はどちらかが合わせて提出をするというもの。
ペアワークの相手は私が最後にまとめて提出したのは知っていたはずなんですが、なぜか彼女の方でも提出をしていて、そしてそれが間違ったリンクを送っていたんです。

教授がそれに気づき、私が提出した方で再採点してくれることに。
ふぅ。なんとか一安心。

教授に提出したもので確認も済んでるから今度こそ大丈夫なはず。
と胸を撫で下ろしながら、それでも不安なので学校のサイトは立ち上げたまま待つことに。

第3のパニック:データベースが動かない!

教授からメール「データベースがうまく動かないんだけど。。」

しばらく待つと教授からメールが。

「君のデータベースがうまく動かないからもう一回データベースだけ送って」

今回の課題はネットフリックスのような感じでログインをして、音楽、テレビ番組、映画それぞれのメディアを楽しめるウェブサイトを作るというもの。
データベースを作り、そこからデータを引っ張ってきてウェブサイトに反映させるというものなのでウェブサイトのコードとは別にデータベースが必要なんです。
(使用したデータベースについて詳しく知りたい方はPHPMyAdminまたはSQLと検索して見てね)

えええ!データベースも最終確認した時合ってたし、それをダウンロードして再度送ってもやっぱりできないと言われる。。。
ダウンロードの仕方がおかしいの?なんでなの??
やり方を調べてもやっぱりあってる感じだし、以前このやり方でやって送って大丈夫だったのに。。。

オロオロしてると教授からさらにメールが

「あ、やっぱ気にしないで!MacBookで試したらできた

ここまで朝9時から15回以上教授とメールのやりとりをして夕方4時半過ぎにようやく解決。
最終的には成績もきちんと合格点をもらい、「Good Job!」と言っていただきました。
良かった。。。本当に良かった。。。

ここに注意!何かあったらすぐ連絡!

何かあったらすぐメールを送ろう!
Photo by Markus Winkler from Pexels

実は確認するデバイスでも結果が異なることがある

使ってるのはWindows?Mac?Linux?

実は以前もあったこの問題。。。
私はMacを使用していて、ペアワークのパートナーはWindows。同じファイルを共有して作っていたんですが、彼女が最初に作ったコードが開けず、教授にも授業中に質問したんですが「MacとWindowsで違うからと言ってコードが開けないはずがない!」と言われ、結局私は自分の担当部分を別で作り、彼女に送って統合してもらい提出。

この課題の担当の教授はMacで確認。
するとコードが開けずなんと「0点」が付いてしまったんです!!!

めちゃめちゃ厳しいこの教授。すぐにメールをしてとりあえず話だけは聞くということに。
結局土台をWindowsで作ったので一部のコードを書き換えないと見れないことになっていたんです。

クラスでもWindows ユーザーは多いのでその後掲示板にWindows ユーザーで点数がもらえなかったグループには再提出のチャンスが与えられることに。

今回は別の教授だったのですが、教授が気づいてMacBookで確認してもらえたので一名を取り留めました。

最終的に私の提出したファイルもリンクも問題なかったんですが、動作環境の違いで危うく落第の危機に遭うことに。

危険を回避するためのコツ!3つ!

  1. 動作環境を確認しよう
  2. 課題提出前に途中経過を見てもらおう!
  3. 自分が不安なことを伝えておこう!
  4. 何をしたらいいのかアドバイスをもらおう!
  5. Requirementは何度も落ち着いてチェックしよう!

1.クラスで授業が行われる場合は学校の設備を利用するので問題ないと思いますが、オンラインの場合は自分の環境と教授が使っている環境が違うことも多々あります。
事前に知っておくと教授に相談するときにも話がスムーズにいくかも。

2.課題が不安な場合は事前に教授にこの感じで大丈夫かどうかと途中経過を見てもらおう!
すべて英語なので自分がきちんと理解できてるかって不安ですよね。課題の答えはもちろん教えてくれませんが、やり方が合ってるかどうかは教えてくれるはず。方向性が間違っている場合はこのときに大体教えてくれます。

3.自分ができているか不安な場合は伝えてみよう!だからと言って成績が甘くなるということは決してありませんが、親身になってくれる教授もいます。不安で仕方がないから頑張ってます!というアピールは悪い印象にはならないはず。
私は毎回苦手な科目は特にオープンラボ(質問などなんでも受け付ける自由なクラス)がある時は必ず参加し、本当に小さな事やエラーを何度も質問しました。(この間言ったじゃんっというのも。。。)

4.Requirementが十分こなせているのか、これ以上何をすればいいのかアドバイスをもらおう!自分じゃ課題を読んでもイマイチクリアできているのかわからない時は遠慮せずに教授にアドバイスをもらいましょう!
私はアドバイスをもらったのに違う方向に修正しちゃったりしたことも。。。

5.これが一番重要!私は勘違い読み間違いが多いのについ流し読みや飛ばし読みをしちゃうので、それで加点を逃すことが何度か。。。お恥ずかしい。。。
Requirementは絶対なのでどんな形で提出するのか、何が必要なのかを落ち着いて、何度も確認しましょう!

最後はやっぱり諦めない気持ち!

以前中間テストで「0点」を取った後に学期末にはなんとか総合特典「70点」まで持ち直した時の記事でもご紹介したんですが、最後はやっぱり諦めない気持ちが大事!!!

海外留学ミッドタームで大失敗!まさかの0点!注意点と対策!

今回も提出物自体は落ち度はなかったんですが、もし成績にただ落ち込んでいたらそのまま落第点のままだったと思います。

実際1年生の最初の学期で最後の最後のテストで自分では自信があったのに点数が驚くほど低いのがあったのですが、メールをしても返信がなく、私も「とりあえず進級できるからいいや」とそのまま放置してしまった科目があるんですが、諦めるとそのまま過ぎ去ってしまうことがあるんです。

ダメでもとりあえず自分が納得できるまで何度も聞く!メールする!諦めない!というのはとても重要!
人間誰しも間違いは起こるし、学校も教授も完璧ではないはず。
海外留学では特にお金も時間も人生もかけて来ているので、何かあったら(ないに越したことないんですが)しつこいと思われても納得するまで聞いて見ましょう!

まさかの最後の最後までこんなにバタバタ焦るとは想像もしてなかったですが、こんなこともあるんですね。

みなさんの留学生活はこんなドタバタせずにスムーズにいきますように。