海外で英語が通じるか不安。英語が通じなかったらどうしよう。解決方法があった!

海外で一番不安な英語が通じるか。一体どこまで準備すればいいの?

海外に行く前に一番不安なのは英語が通じるかですよね。
特に一人で行く場合は誰にも頼れず、すぐに帰るわけにも行かない。。。
でも実は通じるか通じにくいかはちょっとしたコツもあるんです。
英語のレベル以上に大切なこと。誰でも最初は不安!でも大丈夫!英語ができずに海外へ行き、10カ国以上を訪れたから気づいたこと!

個人の体験によるものなのでこの国100%こう!というわけではありません。

海外留学、英語が通じるか不安。日本の英語は古い?通じるためのコツ!Photo by Maria Tyutina from Pexels

英語の通じやすさには国によっても違った!

同じ人が同じように英語を喋っても国によって理解度が違う!?

通じやすい国、通じにくい国、違いは「慣れ」

英語圏ならどこでも同じだと思っていませんか?
実は通じやすさは国、地域、相手によって全然違うんです!
私の友達ははじめカナダにワーキングホリデーで1年、その後オーストラリアに来ました。
彼女がオーストラリアで最初にびっくりしたのが「英語がわからない。。。。」
カナダでは普通に通じて、カフェで仕事もできていたのに、通じない。。。
同じ人、同じ喋り方でもこんなに違うんです。
そして彼女自身も「オーストラリアの英語が聞き取れない」と言っていました。

もちろん全くわからない、通じないわけではなく、カナダと比べるとということなんですが、衝撃ですよね。
でも英語は「慣れ」が大きいのですぐに慣れて問題なく過ごせるようになってました。

同じように聞く方も慣れていないと聞き取りづらい。
映画やドラマでもこの人の英語は聞き取りやすいけど、この人は聞き取りづらいって感じたことありませんか?
私は今だにフランス語アクセントの英語を聞くのがとても難しいです。

日本にいる外国人は日本人の英語に慣れている

よく、「日本で外国人の先生には通じてたのに。。。」というのを耳にしますが、それは「日本にいる外国人」の人たちは日本人の英語に慣れているというのが大きいんです。
日本人のことをよく知っていると「こんなこと言いたいのかな?」というのも想像つきやすいし、言い間違いやアクセントの癖も知っているので理解してくれる。
また、自分たちが日本で「外国人」なので「理解しようとする」耐性ができているんです。

同じように、移民の多い国は比較的外国人の英語に耳を傾けて理解しようとしてくれる姿勢が多いと思います。
また、英語が第二言語の人同士はお互いに一生懸命「聞こう」と思うので通じやすいし、わからなくても聞いてくれます。

カナダは通じやすい!?さっぱりしてるけど人懐っこいのはオーストラリア

私が経験した中ではオーストラリアはどちらかというと男性の方が聞いてくれる(私が女性だからというのもあるかも)気がしましたが、英語がわからない人に対してさっぱりしているのもオーストラリア。
銀行などでも説明を聞き返すと「あ、英語わからないならいいから」とサクッと話が終わったことも。。。もちろん人にもよるのかもしれませんが、問い合わせの電話をした時、予約の電話をした時、窓口などで聞き返すと「英語がわかる人いる?」と言われることも結構ありました。

別の友達でイギリス、オーストラリア、カナダとワーキングホリデーでカフェで働いた友達はカナダが一番お客さんが「待ってくれる」「聞き返しても答えてくれる」ので働きやすいと言っていました。
カナダは移民歓迎の国なので国民もそういう雰囲気があるのかもしれません。

でもオーストラリアの人たちが冷たいわけではありません。
私は初めての長期滞在はオーストラリアだったのですが、街で声をかけてくれる率はオーストラリアのがグッとあがります。
信号待ちしていてコートにマフラーの白い毛がついていたら「あら、あなた猫飼ってるの?」とニコニコして話しかけてくれたり、スーパーでパンの前に立っていたら「これ美味しいわよ!」とウィンクして教えてくれたり、「どっちの香水が好き?」といきなり聞かれたり、スーパーで歩いているとホームレス風の人に「今日ノートが安いよ!買っときな!」と急に声をかけられノート売り場に連れて行ってもらったり、とにかく人懐っこい!明るい!
こういうちょっとした会話って楽しいですよね。
しかも長話じゃないから英語がそこまで得意じゃなくても対応できる!

カナダはオーストラリアに比べるとちょっとシャイ気質な感じでそんなに知らない人にいきなり声をかけられることは少ないです。(個人の感想です)
もちろん人それぞれ違うのでカナダ人だからこう!オーストラリア人だからこう!というわけではありません。

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英語が第二か国語の人はお互いに理解しやすい

旅行で行く場合は観光客に慣れているスタッフの方だと英語が通じやすいです。
これも「慣れ」と「聞こうとする姿勢」だと思います。

また、英語が第二言語の場合はお互いに「理解しよう」とするので通じやすい!
ワーホリや留学で一番最初に友達になりやすいのは、実は現地の人ではなく同じ留学生やワーホリで外国から来ている人。特に韓国の人とは感覚も似ているので最初に友達になりやすいと思います。

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英語が通じるために一番必要なこと「勇気!」

英語が通じるために一番必要なこと「勇気!」Photo by frank mckenna on Unsplash

「英語」はツール。一番大事なことは「しゃべる勇気」

英語をしゃべる勇気

一番大事なもの。私がよく友達に「どうやったら英語喋れるようになるの?」と聞かれると「しゃべる勇気!」と答えます。
本当にこれが一番大事!
「TOEIC800点なのに話せない」というのは「話せない」じゃなくて「話してない(話せないと思っている)」だけなんです。

TOEICがダメなんじゃなくて、その知識が口から出ていないだけなんです。
日本いいた時にアメリカ人の友達が知り合った日本人で英語はほとんど喋れないけど、いろんなところに旅行に行って友達になるという人がいたそうです。
その人は男の人なんですが、どうやって仲良くなるかというと下ネタの英語を覚えてその言葉ばかりを言ってみんなから「お前は面白いやつだな!」と男同士の友情のような感じで仲良くなるそうです。

これはちょっと特異な例ですが、その人にあるのはTOEIC800点の知識ではなく、「しゃべる勇気」だと思います。
私が初めの頃語学学校でよく「Very」というのをよく使っていたんですが、連呼しすぎて周りに笑われたりもしたんですが、みんな暖かく迎えてくれるので大丈夫です!(暖かく迎え入れてると思い込みましょう!)

英語のレベルじゃなかった!重要な声の大きさ!

英語を外国の人に話すのって最初は不安で恥ずかしくて声が小さくなっちゃいますよね。
英語が通じるかドキドキしながら話す声、小さくないですか?

「通じない」じゃなくて「聞き取りづらい」だった!!
日本語でも声の小さな人にパッと何かを言われたら「え?」っとなりませんか?
「声が小さい」「はっきりしていない」この2大要素が聞こえづらくしてるんです。
友達の旦那さんはアメリカ人ですが声が元からすごく小さいので同じアメリカ人同士でも「え??」とよく聞かれているそうです(笑)

聞き返されても折れない心を持とう!

聞き返されても折れない心Photo by Alexandru Sofronie on Unsplash

最初の壁は何かを言った時に聞き返される「Huh?」「What did you say?」ですが、「私の英語が下手だから。。。(涙)」と思わずに「あ、聞こえなかった?」とくらいに軽く構えてもう一度言ってみましょう!
ここで必要なのは強い心!英語の上達に必要なのはこの聞き返しに折れない心!

そして一度聞いてわからなかった時に聞き返す勇気!
勘違い、聞き違いなんてあって当たり前!
相手も英語が母国語じゃないとわかっているのでほとんどの場合もう一度言ってくれます。(対応が冷たいお店の人や電話対応の時もありますが。。。)

日本で習う英語は古い?Pardon, How are you? は使わない?

「Pardonは古い」論争がたまに起こりますが、国、地域、人によっては普通に使います。
20代でも使う人もいるので自分が行く地域や相手が使っているかで判断しましょう!
ちなみに私の周り(カナダ)では使う人は結構います。
スラングをいきなり使うよりは丁寧な言葉なのでその地域であまり使わなかったとしても悪い気分は与えないので深く考えすぎなくても大丈夫だと思います。
いきなりスラングを使う方がリスクがあるので初めはスラングはなるべく使わないように気をつけましょう!
ニューヨーク出身の友達も英語を習っている外国人がスラングを使うのは喧嘩になったり危ない目にあうこともあるから見ると心配になる言っていました。

そして「How are you?」と言ったら笑われたなんて話がありますが、アメリカ人もイギリス人もカナダ人も普通に使います。
「How do you do?」はものすごく丁寧な言葉で「ごきげんいかが?」になりますが、How are you? は全くもって普通の言葉なのでご安心ください。
どこの国でも転校生や外国人の発音やイントネーションを笑う(からかう)人は少数ですがいます。悲しいことですがそう言う人たちは正直避けた方がいいと思います。

「What time is it now?」も一時期話題になりましたが、「今何時?」というだけで悪い言葉ではありません。
もう少し丁寧にいうと「Excuse me, what time is it?」や「Do you know, what time is it?」他にも「Do you have the time?」など言い方は色々。
そんなに心配しないで大丈夫です。「Excuse me」などは口からするっと出るように練習しておくといいかもしれませんね。

留学前に必ずしたいこと!その国を知ろう!

まずは慣れることが一番大事!あとは小さなことを気にしない心

その国、人、アクセントを知ろう!

行く国が決まったらまずはその国の映画やドラマを探してみましょう!
まずは耳が慣れるのが一番大事!
とにかく毎日聞きましょう!
今はラジオやPodcastもあるのでツールは色々ありますよね!
オンライン英会話でその国出身の先生を見つけるのもいいですね!

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折れない心を養おう!

これがとても難しいと思うんですが、なるべく「しゃべる勇気!」が出る場所を作ってみましょう!
日本でも「英会話カフェ」や「meetup」など外国の人が集まるイベントもあります。
初めての人に勇気を持って話しかける!大きな声で話せるようになる!を目標に自分でそういう機会をぜひ作ってみてください。

失敗しちゃったと思ったら大西ライオンさんの「しーんぱーいないさー」をぜひ思い出してください!
なんか勇気が出ませんか?
英語を聞き返されても「今英語勉強中だしね!次頑張ろう!」と気分を切り替えるくらい前向きにとらえましょう!

日本でもできる外国人の友達の作り方!おすすめサイト&スポットをご紹介!

あとがき

英語が通じる、通じないって実は「しゃべる勇気」が一番大事だったんです!
あとは「慣れ!」その国の英語のアクセントに慣れること、もし聞き取れなくても人によって聞き取りづらい人もいます。
それを機にもっと英語を頑張ればいいので落ち込むことはありません。

いきなりできなくても「今日一言話せた。」
「明日はもう少し大きな声で頑張ろう!」と自分のペースで徐々に慣らしていってみてくださいね。

ぜひ心に大西ライオンさんを宿して、英語をしゃべる勇気で乗り切りましょう!
通じないなんて当たり前!最初だもん!くらいの勢いで行けば「あれ?意外と通じる!」と思えるようになります。

そしてもし通じなくても1週間後、1ヶ月後にはぐっと通じるようになっています!
通じない分未来の楽しみも増えるので、未来の自分の成長を楽しみにしちゃいましょう!

留学前に絶対身につけておきたいスキル3つ!