ガーナってどんなとこ?
まずは知っておきたい基礎情報
場所は?
上の写真でどこにあるかわかりますか?
アフリカ大陸の真ん中やや左の国。ナイジェリアの3つ隣の国。
見つけられましたか?
何語を話すの?
周りはフランス語圏ですが、ガーナの公用語は英語!
地域によって英語よりも現地語のがまだまだ根強い!
でもそこはアフリカ。元々はイギリス英語ですが、ガーナ独特の英語に発展していて、個性的です。
私が住んでいた地域は特に現地語が根強く、貧しい人たちは英語が得意ではない、ほぼわからないという人も。英語と現地語がミックスしていることも。
ガーナのメインのローカル言語はチュイ語!
行かれる際には少しのチュイ語が話せるだけで盛り上がるのでぜひ覚えてみてください。
私立の学校では第二言語がフランス語!
英語教育は幼稚園から始まっていて、基本的に授業は英語で行われます。
ですが、これも地域差、そして公立と私立で大きな差が。
田舎の方で生徒が少ない、運営費用がないという学校は生徒を畑で働かせ、そのお金でチョークなどを買うことも。その分授業は潰れ、学業にどんどん差が出ます。
また、いい先生はやはり私立に多く、転職してしまう現実も。。。
ガーナ政府もシラバスを作り、教育に力を入れていますが、これからどう改善していくのか課題は多そうです。
カカオ輸出国第2位!!!チョコレート天国??
ガーナというとチョコレートを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
カカオの生産量はなんと第2位!(1位はコートジボワール/2016年)
ガーナ産のカカオを使ったチョコレートももちろん国内で売っています。地元の人が食べるというよりはお土産やギフト用。
ガーナのチョコレートは甘さとミルクが控えめで溶けにくい!
お土産に日本に持って帰ったら、ダイエット中の友達に大好評!
なぜなら溶けにくいから少量を長時間楽しめるんです!
ガーナはまだまだ電気の普及がそれほど広くありません。
頭に大きなお盆を乗せて食べ物や商品を売って歩く姿がよくあります。
炎天下の中でも溶けにくい暑い国ならではの知恵なのかもしれませんね。
ガーナに行ったらぜひ試してみてくださいね!
ガーナカラーのパッケージでお土産にぴったりですよ♫
世界の宗教は3つだけ?
ガーナの人たちはとても信心深い人が多いです。
そのほとんどがクリスチャン。北の方に行くとほぼイスラム教の方ですが、そのほかの地域は90%近くクリスチャン、その他にイスラム教とほんの少し昔からある伝統的な宗教の3つ。
車のステッカー、町中にポスター
「神は再び現れる。さあ備えよう!」
こんな謳い文句の看板がバーンと掲げられているかと思えば、神様の絵のポスターなんかが街の中でもよく見かけられます。
首都よりもちょっと離れるとさらに多い!
私が住んでいた街は「あれ?アイドル??」というくらいいろんなところにポスターやステッカーが貼られています。
ほとんどの車に何らかのキリスト教系の標語や絵があるくらいとても身近な存在です。
ガーナにいると「あなたどこの教会?」と聞かれます。「仏教だよ」というとほとんどの人が無反応。。。
小学生にも聞かれるんですが、ガーナの中では宗教はキリスト教、イスラム教、昔からあるガーナの宗教の3つだけのようです。
西アフリカ最大のマーケット
ガーナはアフリカの中でも治安が安定していると言われている国で、西アフリカ最大のマーケットもあり、マーケットはいつも人でごった返しています。
首都には「マコラマーケット」というマーケットがあるのですが、一番大きいマーケットは首都から5時間くらいバスで行ったクマシという町にあります。
もうエリアが広い広い!!!!何度行っても迷います。
そして人がいつもごった返しています。
元気がないとかなり大変な場所なので、エネルギー満々の時に行きましょう!
老若男女、みんなおしゃれが大好き!
アフリカと言ったらやっぱり布!!!
アフリカの醍醐味はやっぱりカラフルな布!!!
男性も女性もガーナの人はみんなおしゃれ!
布を買ってテーラーさんに作ってもらったり、マーケットや街中にも既製品の洋服が売っていたりするのでぜひみてみてください!
どれもカラフルでおしゃれ!
もちろんおとなし目のものもあります。(黒、茶色、赤はお葬式の服の可能性もあるので気をつけましょう)
教会にはおしゃれ着で参加!
週末は子供も大人もクリスチャンの人はほとんどが教会に行きます。
そして教会に行くときはみんなとてもおしゃれな服を着て参加。
子供も大人もほとんどがオーダーメイドもしくはお母さんが作ってくれたものを着ます。
それがとてもカラフルで素敵!
そして足元もビーチサンダルやスニーカーでは怒られるので注意しましょうね。
ガーナ人ってどんな感じ?
地域によって全く違う!
地域によって全く気質が異なるガーナ。なんと言葉も何十種類もあってガーナ人同士でも通じないこともあるんです!
慣れてくると地域によって体型や顔の特徴の違いまでわかる人も!
完全に個人的な意見ですが、行ったことのある限られた地域とガーナで聞いた話からざっくりとした印象をお伝えします。
首都アクラ
アクラはガーナの首都、様々な地域から集まってきています。
どちらかというとアシャンティ州の人たちに近い気がしますが、都会っ子という感じでしょうか。
外国人も他の地域に比べてアクラに多いので英語を話せる人が多いです。
また、外資のカフェやホテル、レストランやモールもあります。
会社も多くあるので、ガーナの中でもエリートのパリッとスーツを着こなした人も。
食べ物はかなり辛め。
アシャンティ州(クマシ)
最大のマーケットのあるクマシはその昔アシャンティ王国と呼ばれたところ。
クマシの人たちもとてもプライドが高く、活気があります。
ややアグレッシブなぐらい。。。
ガーナの8割以上の地域で通じる「チュイ」という地元の言葉もアシャンティ州の人たちは「アシャンティチュイ」というくらい。
なので英語よりもチュイ語がメインという印象です。
ややプライドの高い大阪のおばちゃん。
人情に厚いのも特徴だと思います。
ちょっと迷ってるとわらわらと人が集まり「どうした。どうした」と気にしてくれます。
そしてオーバーリアクション!!!声も大きい!!
他の地域に比べて喜怒哀楽がとても大きいので、アシャンティから他の州に行くとちょっと物足りなくなるくらいです。
ただ、元気がないときはこの喜怒哀楽についていくのが結構しんどい時も。。。
食べ物はやや辛め。
ノーザン州(タマレ)
ガーナの北。ここは宗教もイスラム教の方が多く、人がとっても静かで控えめ。
え??ガーナですか??と聞きたくなるくらい。
例えばクマシで長距離バスから降りるとタクシーの運転手さんが我先にと勧誘されます。
が、タマレは長距離バスから降りてもシラーーー。。。
「え?私ここにいるよ!!!」と自らアピールしたくなるくらい。
とっても穏やかな人が多いです。
そして言葉もチュイが通じないことが。。。
そしてよく言われるのが背が高くてスラッとしている。
食べ物は辛さ控えめ。
あとがき
同じガーナ国内でも地域によって宗教比率や地域性、人の雰囲気や食べ物もいろいろ。
もし機会があればぜひぜひガーナの色々な土地をいってみるのも面白いですね。
そしてなんといってもアフリカ布!
ぜひぜひマーケットに足を運んでアフリカ布を買って、オーダーメイドで作られることをお勧めします!
活気あふれるガーナ!
食べ物もガーナならではのものがたくさんあるのでぜひぜひ試してみてくださいね。