アフリカのガーナでは現地語が90以上!?

アフリカのガーナには80以上(Wikipedia)、現地の人は90以上あると言う現地語。
公用語は英語ですが、基本的に地元の人は地元の現地語を話します。
また、英語が話せる人でも現地語を使うととても喜んでもらえ、ぐっと距離が近づきます。
せっかくなのでガーナにいく前に現地語をしっかり覚えてガーナを満喫しましょう!

今回は首都を中心にガーナの8割の地域で通じる「チュイ語」についてお伝えしたいと思います。

ガーナってそもそもどんな国??と思われた方はこちらをご参考にどうぞ。
www.otona-ryugaku.site

挨拶がとても重要!

(系列校を回って日本のこと、日本の挨拶を紹介し、生徒に実践してもらいました。)

どこの国でもそうですが、挨拶は基本中の基本!
ガーナでももちろん挨拶がとても大事です。
通りすがりの人、知らない人でも挨拶を交わします。
そしてこの時ガーナの現地語で返すとものすごく喜んでもらえます。

基本の挨拶

マーハ   おはよう
マーチン  こんにちは
マージョ  こんばんは

エティセン 元気ですか?
メホイエ  元気です

時間がゆったりと流れるガーナ。でもなぜか朝とお昼の使い分けにはきっちりした人が多かった。

私「マーチン」
ガーナ人「ちょっとまって、もう12時になるな。マーハ」

こんな感じの会話が何度かありました。

現地の人はおしゃべりが大好き!

現地では知らない人からもよく呼ばれる

ブラ    来て
     行け
コブラ   行って戻ってきて

外国人というだけでとても珍しいので、みんな話をしたくてウズウズ。
知らない人でも「ブラブラ!」と手招きされます。
そしてある程度用が済むと「コ」(もう行って)と言われます。
このはっきりした感じが笑ってしまう。

褒め言葉

誰でも褒められると嬉しいですよね。現地の人もよく褒めてくれます。
そんな時にきちんと反応できるようにしましょう!

エッフェ   キレイ
エエデ    おいしい
      好き
      私
メペ     I like

現地の人たちは本当にカラフルなドレスが素敵。髪型もみんなおしゃれです。
特に教会に行くときはみんなキレイにしていくので、貧しい田舎でもおしゃれさんに出会うことはとても多いと思います。
そんなときは必ず「エッフェパー」と褒めましょう。

返事

返事がないと聞いているのかどうかわからないですよね。
また、相手もどうしていいかわからないので、きちんとYes/Noを伝えましょう。

ヨー      はい
ダービ     いいえ

「ヨー」はYesと同じなので、「あー、はいはい」という軽い返事でも「ヨー」と返事をすることが結構あります。

お世話好きなガーナ人

お礼

ガーナの人はお世話好きな人が多いので、現地に行ったら色々とお礼を言うことが多いと思います。
これは必ず覚えましょう。

メダーシ     ありがとう

お願い

何かお願いする時にはこの一言。

メパウチョ   お願いします
カフラ     ごめんなさい/かわいそうに
マメ      ちょうだい

よく「カフラワイ!」と言われますが、「ワイ」は「〜ね」のような後につける語尾のようなもの。
ちょっとつまづいたり、蚊に刺されたりしたのを見ただけで「カフラワイ(かわいそうにね)」と言って慰めてくれます。

そしてガーナにいる外国人が100%言われるであろう言葉が「マメシカ(お金ちょうだい)」これを聞くたびにやるせなくなるのですが、大人も子供も挨拶のように言ってきます。本当に食べるものがなくてというよりはとりあえず言ってみよう!ということが多かったです。そんな時にも「カフラワイ!」で通します。

掛け声

エイ!     (驚きの声)

現地語を少し話すと「エイ!あんた現地語喋れるの?」と驚きと喜びを表してくれます。
ローカルバスに乗っていると離す機会はすぐにあるので使ってみてはいかがですか?
中でも第二の都市クマシの人たちはとても表現豊かなので「エイ!」と手を叩いて驚いてくれるのでこちらも嬉しさ2倍です。

ローカルバスはいつも混み混み

強調

パー     とても

「パー」はVeryと同じなので「すごく」と言いたい時には何にでもくっつけることができます。
エッフェパー とてもキレイ
エエデパー  すごくおいしい!
メダーシパー すごくありがとう!!

ホームステイ中に必要な言葉!

食事は一番大事!

アコモデメ   お腹すいた

ホームステイをするならこの一言はとても重要!家庭によって1日3食のところもあれば2食のところも。ホームステイはお金をきちんと払っているのでお腹が空いたら「アコモデメパー(お腹ペコペコ)」と伝えてみましょう。

眠い

メニクン    眠たい

夜は早いガーナ。それでも家族でおしゃべりに夢中で夜遅くなったり、到着したばかりで眠いなんてときは「メニクン(眠い)」と伝えて部屋に戻っても大丈夫!
気を使わずにこう言うことを伝えておくことがホームステイでは大切になります。

交渉も大事

買い物

エイエセン   いくらですか?

高い値段を言われたらすかさずに「エイ!ダービーダービー」と言いましょう。

ホームステイ先はお店やさんだったのでお店番を時々しました。

男性は挨拶も独特

ガーナでは男性同士は握手をして手を離す時に人差し指と親指でパチンと音を鳴らします。
指パッチンみたいな感じですね。
この音が現地の人だと本当に気持ちよくなります。
見ていてちょっとかっこいいくらい!

あとがき

ガーナの人たちは基本的に人懐っこくてお世話好きな人がとても多い!
もちろん悪い人はどこの国でもいるので気をつけることはもちろんなのですが、挨拶をきちんとする。お礼を言うという基本的なことが人と人とを繋ぐ大きな鍵なんだなぁと改めて感じさせてくれます。

知らない人同士でも挨拶をしてちょっとした会話を現地語でするだけで、その日がとても楽しい気分になります。
ぜひ現地語を覚えてガーナの人と楽しいひと時を過ごしてみてはいかがですか?