真冬のトロントズーは冬の動物も常夏の動物も見れる!

真冬ならではの楽しみ方!

夏の動物園ももちろんいいですが、冬も実はおすすめ!
トロントの冬は寒く雪も降りますが、冬ならではの楽しみ方も!
普段はなかなか見れない雪と動物たち。
夏よりもぐっと人が少ない分歩き回るのも楽チン。
そして人気の動物も独り占めできるかも??
冬の見所をご紹介します。

雪と動物が幻想的!

スノーレオパード(雪の豹)

雪景色の中の動物園は格別!
冬で閉鎖されているエリアもあるのですが、冬ならではの楽しみ方、寒い地域の動物たちと雪がととても幻想的なんです!

まずはその名前の通りスノーレオパード!(雪の豹)
Snow Leopard
ヒマラヤにいるシルバーの毛皮を纏った豹。ヒマラヤではー40度になることも。
スノーレオパードの毛は2重構造になっていて、なんとー40度でも耐えられるそうです。
自然界では彼らはカモフラージュがうまく捕まりにくいので目にすることが珍しい貴重な動物。
私がゲージに近づくと高い丘の上にいたのに目の前まで降りてきてくれました。

そしてその後泣きながら目の前を歩き回る姿は迷子の子猫のよう。
ひとりぼっちのようでちょっとかわいそうになってしまいました。

Arctic Wolf / 北極狼

Arctic Wolf遠すぎてちょっとわかりづらいですが、北極狼!
雪の中の狼!かっこいいですね。

一瞬似ているのが北極キツネ!寝ていると同じような毛なので間違えてしまいました。。
キツネたちは木の下で丸くなって寝ていたので背中しか見れませんでした。。。

北極熊

Polar Bearホッキョクグマも近づいてきてくれましたー!
間近でみると堂々としていてそれでいてかわいいらしいですね!
ここではガラス越し、外の柵越し、そして水中の様子も見れるようになっていて、運が良ければ色々なホッキョクグマを見ることができます。
写真奥にも外からホッキョクグマを見にきている人たちが見えますね。
さすが人気者!

冬といえばトナカイ!

Deerなんとこの日はなぜか動物がたくさん寄ってきてくれました。
トナカイもこんな近くまで来てくれました。
こんなに間近で見れることってなかなかないので貴重ですね。

フタコブラクダも

Camelラクダというと砂漠のイメージだったんですが、フカフカの毛はちゃんと冬の寒さからも守ってくれるんですね。
コブに雪が積もってものんびりと歩いていました。

世界中の各エリアを探検!

暑い国も寒い国も両方楽しめる

地図とボードをしっかりチェックしよう!

トロントズーの敷地はとても広い!!!
地図と各エリアにあるボードをしっかり確認しながら自分がどこにいるかをきちんと把握しましょう!
地図はチケットを購入した時にもらうことができます。
Bord

Sign Board

サインボードもあるので見たい動物を事前にチェックしておけば迷わなくていいですね!

暖かい地域の動物はパビリオンで堪能!

暖かい地域の動物たちは各地域のパビリオン(別館)で見ることができます。
入口が結構地味なんですが、中が意外と広く、ウミガメがいたり、コモドドラゴンがいたり、ゴリラや南米の猿たち、そしてなんとキリンまで!!!

Pavilionアメリカパビリオンの入り口。
一瞬地味すぎて通り過ぎそうになりますが、見逃さないでくださいね!
そして冬はここで暖がとれます。(重要!)

Monkeyかわいい猿たちもパビリオンの中で会えます。
ガラス越しなのでかなり近くで見れますよ。

Giraffeキリンもこんなに近くに!
建物に入ると目の前にいるので圧倒されます。
建物の中にキリンがいるってなんだか不思議な感じですが、近くで見れて感動!

冬景色が綺麗!

Forest景色は抜群に綺麗です。
どこを見ても白い雪がかぶり寒さもちょっと忘れるくらい。
雪が降っている最中は目にも入ってくるので余裕はありませんが、雪が止むと白銀の世界!
ここが動物園ということを忘れそうになります。

夏には外のベンチでランチや休憩も

冬は雪が積もっていてそれはそれで幻想的で綺麗なのですが、休憩するにはちょっと厳しい。。
夏には外のベンチでピクニック気分も味わえますね!
Chair

冬の動物園の注意事項!

気をつけないと命とり!?

まずは防寒準備をしっかりしよう!

真冬のトロントは気温がー20度なんてことも!!!
私が行った時は12月31日の昼間。雪は降っていたのですがー1度とまだそこまで極寒ではなくても長時間歩くには十分寒い!防寒はしっかりしましょう!
コートの中も暖かくして、コートも厚手のもの。ニット帽、マフラー、手袋は必須です。

足元も長時間歩ける&防寒!

トロント動物園はとても広いです!パビリオン同士も離れているので長時間歩くことを覚悟して行きましょう!
雪や雨などにも備え、足元はしっかり防寒対策と歩きやすさを考えて選びましょう。

地図の保管はしっかりと!でないと遭難の危険が!

広い園内で地図はとても需要です。
ですが、大事に手に持っていると雪や雨の日は濡れてぐちゃぐちゃになることがあるので注意しましょう!
私が行ったのは雪の日。。。ずっと地図を握りしめていたため地図はぐちゃぐちゃで開くのも困難に。
地図はカバンやコートの中に入れてしっかり守ってあげましょうね。
広い敷地なのでうっかりしていると私のように迷ってしまうことに。。。
Coat人通りがないなぁと思っていたら完全に道から外れてしまったようで巡回中の動物園のスタッフの方に「あなた道間違ってるわよ。足跡たどって戻ればいいから」と言われ引き返すことに。。。自分の足跡をたどると途中から雪でほぼ足跡が消えていました。。。
転んだわけでもないのにこのくらい雪まみれになります。

軽食を持参しよう!

園内にはカフェやレストランがたくさんあります。
しかし冬の間しまっているお店が多い!!!!

BeaverTailsわー美味しそう!!!と思ったら閉まってる。。
Pizza Pizzapizza pizzaも閉まってる。。。

みんな大好きTim Hortonsも動物園の入り口のは空いてますが、園内のは閉まってました。。。開いているのもあったのかもしれませんが見つけられませんでした。
ちょっとした空腹に、遭難に、軽く食べれる物と暖かい飲み物を持参しておくといいと思います。

アフリカンレストランとピザ屋さんが園内で開いていたことは確認できました!
全くないわけではないので我慢できるよ!という方はそのレストランを目指してみてください。

夜には光と音と映像の幻想的なトレイルウォーク!

トロントの新しいイベント!

事前にチケットを購入しよう!

昼間は開演時間内にいつでも入れるのでいいのですが、夜の「テラルミナ」は時間が決まっています。
6:30〜8:45分の15分間隔でチケットが販売されています。日によって終了時間が異なるので注意が必要です。
また、早めに売り切れになることもあるので事前にチケットを買ってきましょう!

イルミネーショントレイルの詳細はこちらからチェックしてみてくださいね。
Toronto Zoo “Terra Lumina”

ただのイルミネーションじゃありません!
光と音楽と映像の不思議な世界を歩くというもの。
距離は1.5キロ。夜はさらに気温が下がるので防寒はしっかりしましょう!

「テラルミナ」は2020年4月13日までやっているのでその期間にトロントに来られる際にはぜひぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

夏ももちろんいいのですが、冬の雪と動物の幻想的な風景を見れるのは冬だけ!
寒いですが、その分普段は見れない貴重な動物たちの姿を見ることができます。
トロント動物園は自然に溢れ、カナダのシンボルでもグース(がちょう)やリスもちょこちょこ歩いていてとてもかわいいです。

トロントの中心からはちょっと離れますが、トロント動物園で動物と自然に癒され、幻想的な世界で現実逃避してみませんか?