留学生活を左右する!アラフォーだからこそ慎重に選びたい。学校選びのコツ!(カナダ編)

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海外留学の学校探し、語学学校?大学?それともコミカレ?どれがいいかわからなくなりますよね。
留学に行くぞ!と覚悟は決めたけど、どこからどうやって調べたらいいの??若い子ばかりなんじゃない?英語力は足りるかな。ちゃんとした学校かな。などなど考え出したら不安が止まらなくなりますよね。
大人になった今だからこそ真剣に勉強したい!けど周りの環境もきになる。。。
そこで学校の選び方とその学校がちゃんとしてるかをチェック!
私はカナダの学校しか調べていないのですが、他の国でも同じように探すことができると思います。

まずは将来の最終目的を決めよう!学校が終わったらどうする?どうしたい?どうなりたい?

Photo by rawpixel @ Pixabay

まずは学校から選ぶのではなく、学校が終わったらどうなりたいか。なぜ留学したいのか。3年後、5年後の自分を思い描いてみよう。

アラフォーからの留学は「留学経験」や「思い出作り」だけで行くのはなかなか厳しいですよね。どうして留学したいのか。何を学びたいのか。なぜそれが必要なのか。を考えましょう。

たとえ日本社会に揉まれて心が疲れちゃったから海外で少し休みたい。。。という方でもせっかくなのでその時間をを今後の自分のプラスにできるように少しでも考えていた方が心も体も元気になった時に活かせますよね。

  • 学歴が欲しい ⇨ 大学・大学院
  • 資格が欲しい ⇨ 専門学校
  • まずは英語力 ⇨ 語学学校
  • いろんな体験がしたい ⇨ 語学学校+α

大学・大学院

はやり転職するにも書類選考で学歴で落とされることってありますよね。もちろんそれを補う経験と技術でカバーできることもありますが、あるに越したことはない。

もし学歴がコンプレックスになっている方は今からでも遅くない!私も高卒ですが、ゆくゆくは大学に進むことも考えています。

大学や大学院でいいのはスカラシップなどのサポートが豊富なこと。英語のスコアが良かったり成績が良かったりした方は学費が免除ということも!そしてアメリカでは大学内で講師のアシスタントや自分で講座を持つことで学費が免除になることも!「そんなに成績も良くなかったし。。」と思う前に一度調べて見ましょう!

また、MBAなどであれば会社がサポートしてくれることもありますよね。会社サポート。これが一番魅力的ですよね。まずは自分の会社の制度をもう一度確認して見ましょう。意外な制度の見落としがあるかもしれません。

また、仕事に活かせるものだったら会社と相談して観てもいいですよね。もしかしたら今まではなかったけど新たな制度を設けてくれたり、提案してくれる場合もあるかもしれません。

英語力があと少し足りないという方は大学付属の語学学校部門で学んだ後に正規のコースに進学することができます。その際に学校によっては大学の授業を受けうることができ、その単位をそのまま使えることもあります。

英語力:IELTS 6.5〜

<カナダ大学協会>
www.universitystudy.ca

専門学校/コミュニティカレッジ

コミュニティカレッジは国によっても違うかもしれませんが、カナダの場合は地域に根ざした雇用人材の育成と教育機関としてテクノロジーから芸術系まであり就職に強いのも特徴です。新しい技術を学びたい!または今ある技術をさらに磨きたい!英語力もそこそこある!という方にオススメです。

ただし地域に根ざした学校です。カナダ人が多く英語もそれについていけるだけの力が必要になりますが、卒業すれば英語力も技術も上がること間違いなし!

英語力: IELTS 6.0 〜

こちらからもコミュニティカレッジが検索できます。
<カナダ・コミュニティー・カレッジ協会>
www.collegesinstitutes.ca

語学学校

英語力が足りない方はまずはここから。大学付属のものと私立のものがあります。

大学付属語学学校 入学期間や時期が決められていますが必ずしも大学進学を目指す人が行くわけではありませんが、課題の多さ、内容も大学についていけるだけのものを養うためハードになりますが、がっつりアカデミックなものを勉強したい!という方にはとてもいいと思います。

また、大学付属で同じ敷地にある場合が多いので学校の雰囲気も観れるのがいいですね。

上のクラスに行けば通常の授業を受けて単位をもらえることもあります。

私立の語学学校 入学時期も期間もプランも多種多様。だいたいの私立の語学学校が月曜からならいつでも入れるスタイルが多いです。値段もかなり差があり、その分閑散期(冬)にキャンペーンで安くなったりとお得なこともあります。またアクティビティが充実している学校が多いです。30歳以上のコースなど色々なクラスがあるので自分にあったものが探せます。

私の行っている語学学校も月曜から入れますが、基本的に1つのレベルが2ヶ月(8週間)で終了するようになっています。私の学校はListening、Reading、Writing、Speakingの全てを行いますが、最終的にはアカデミックに進むシステムになっているので文法やエッセイの書き方などしっかりやっていくのでそのようなシステムになっているんだと思います。

できれば最初から入れた方がいいですよね。ホームページをよく見て、直接連絡できるようなら聞いてみるといいかもしれませんね。

会話中心の学校であれば途中からでもそれほど問題ないと思います。自分の行きたい学校がどんなスタイルのところか確認して見ましょう。

でも語学学校だとちゃんとした学校か不安ですよね。下記で一度チェックをして見ましょう。協会に認められた学校になります。

<ランゲージーズ・カナダ(カナダ語学学校協会)>
www.languagescanada.ca

大学・コミュニティカレッジ・語学学校。どれを行くかは決めたけど、エリアはどうやって探したらいいの?

Photo by Free-Photos @ Pixabay

日本もそうですが、地域によって特色や雰囲気はもちろん違いますよね。気候や学力なども違います。語学学校では

都会 ⇨ 競争率も激しいためハイレベルな学校からそうでもない学校まで多種多様
郊外 ⇨ のんびりとしていて授業もどちらかというとスローペース

一概には言えませんがこんな感じのことが言われています。

しかしこれは一例。もちろん都会は競争率が激しいけれども誘惑もたくさんあるし日本人率も上がります。海外からも若い子も多い。(特に海外からはお金持ちの若い子が結構いる)郊外でも地域によっては教育に力を入れているところももちろんあります。

語学学校の場合は試験に特化したところ、厳しくて有名なところ、国籍比率、大学への進学プログラム、インターンシップ体験、ビジネスコースなど特徴があるので自分がどのコースが受けたいかを考えましょう。

また、カナダの場合大学は約100以上の公立・非営利私立大学と大学学位レベルのカレッジ学位プログラムがあります。レベルも一定以上あるので郊外だからレベルが低いというわけではありません。各大学でも得意とする分野があるので自分が行きたい分野の強い大学を選びましょう。

コミュニティカレッジはすべて州・準州に認可された公立です。大きくレベルに差が出ないようになっているようですが、地域によってやはり雰囲気や得意なものがあります。「エリア コミュニティカレッジ」で検索すると地域のコミュニティカレッジが出てきます。必ずホームページ、Facebookをチェックしましょう。就職率は基本的にとても高いですが都会はさらに高い傾向にはあります。

仕事の多さを考えると納得ですよね。でも大都市以外でも80%以上というところが多いのでそれほど低いわけではありません。

もし移住を目指しているのであれば州・準州によって基準が異なるのでそれぞれの州・準州の規定を調べましょう。その土地の学校を出た方がいいなどもあるので要チェックです。

また、地域によってフランス語圏もあります。英語とフランス語と両方習得したい!という方はケベック州、ニュー・ブランズウィック州、などがいいかもしれませんね。
ケベックの大学は優秀だそうですが、フランス語はできないと厳しそうです。
エリアから選んで学校を決めるか学校から選んでエリアを決めるか。目的によって変わってくるのでどちらから選んでも地域のこと、学校のことを後悔しないようにじっくり調べましょう。
また現地の日本人の掲示板の口コミやブログで学校のことを書いている方もいるので学校を決めたら日本語で検索してみるのもオススメです。生の声を聞くことができますよ。

<e-Maple>
http://www.e-maple.net/

<JPカナダ>
www.jpcanada.com

Photo by Foundry Co @ Pixabay

学校選び、地域、環境、そして値段。すべて留学にはとても大事ですよね。
そして気候。。。暖かいところはやはり人気ですが、寒いところでも新たな経験だったり、英語に集中することができたり、メリットとデメリットはどちらもあります。
じっくり調べて考えましょうね。
地域によってちょっとしたアクセントの違いや人の雰囲気も変わります。

カナダはあまり強いアクセントが少ないと言われていますが、私がケベック州のモントリオールに行った時にはフランス語のサインがとても多くて、街の人もフランス語のみ話す人もいて英語もフランス語のアクセントがある印象を受けました。

それがとてもチャーミングではあったのですが、暮らすにはフランス語が全くできないと不便なことが出て来そうと感じました。(例えばバス停の表記がスランス語のみなど。。)
でもフランス語にも触れてみたい人にはとてもいいチャンスですよね!そして街もおしゃれ。

カナダでも北のほうは少しアクセントがあると言われています。また東の港町ハリファックスも少し独特のアクセントがあると言われていましたが、私が行った感じではあまりわからなかったです。(アフリカから戻って間もなかったので余計にきれいに聞こえただけかもしれませんが。。。)

アメリカもイギリス、アイルランドやスコットランドなども場所によってアクセントがかなり強くなります。それも魅力の一つではあるのですが、英語学習者にとって強いアクセントは理解するのが難しい場合が多いのでそこまで強くない方が勉強はしやすいかもしれません。

もし余裕があれば行けるといいですが、YouTubeなどでも街の紹介などもあるかもしれませんね。Instagramもいいのですが、魅力的なスポットや時期、写真の撮り方をしているので夢が膨らみすぎちゃうかもしれません。。。

インターネットで調べたり見たイメージは参考程度に「そこまででもないかも」というくらいの気持ちでいた方がいいと思います。
留学は不安もたくさんありますが、輝く未来に向けての第一歩!
ぜひ素敵な留学になるように自分にあった場所、学校を選びましょう!

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