大人留学にぴったり!落ち着いて英語に専念できる環境
しっかり英語を習いたい人におすすめ!
どんなところ?
場所
ロンドン ランゲージ インスティチュートはカナダのオンタリオ州、トロントから車で2時間半のロンドンという郊外の街の語学学校。
ロンドンの街はカナダで10番目に大きいと言われていて、街自体はこじんまりとしていますが、ダウンタウンにはちょっとおしゃれなカフェやレストランもあります。
まだあちらこちらで工事をしているので、全てが完成するともう少し華やかになるかも?(2019年10月現在)
学校はダウンタウンの端にあり、近くにはリスをたくさん見かけることができるビクトリアパークがあります。
ロンドンで一番大きな公園なので、イベントもたまにこの公園で開催されています。
学校の特徴
London Language Institute(ロンドン ランゲージ インスティチュート)
かわいらしい黄色い一戸建ての学校です。
もし半年以上の滞在で学生ビザが必要場合はロンドンでは唯一学生ビザが発行できる語学学校になります。(コミュニティカレッジ、大学の語学コースを除く)
アカデミックな英語に力を入れていて、大学との提携もいくつかあるので、提携大学に行きたいけど英語のスコアがちょっと足りないという方にはとてもいいと思います。
提携大学以外でもアカデミックな英語をしっかり身につけたいという方にはおすすめ!
基本ポリシー
最終目標が進学にターゲットを置いているのでレベルが上がるとアカデミックな内容にどんどんなっていきます。
英語オンリーポリシーではないですが、学校では色々な国籍の人が多く、日本人が少ないです。もうほぼいないに等しいくらい。特に秋から冬にかけてぐっと減ります。2018年9月で5人、2019年の1月以降は2人になりました。(全生徒数100人弱)※夏の間には少し増えるようです。
クラス分け
Photo by Kimberly Farmer on Unsplash
初日もしくは前日にテストを受けクラス分けが行われます。
スピーキング、ライティング、リスニング、ライティングの授業に分かれていますが、クラスが決まると同じクラスメートで同じものを学びます。
総合レベルで分けられるので、それぞれの授業で得意不得意の差が多少あります。
初級クラスから文法に沿ってきっちり勉強します。
<レベル1〜レベル4>
単語、文法、スピーキングなどをレベルに合わせてステップアップしていきます。
<レベル5>
アカデミッククラスに向けてぐっと難易度が上がり、スピーチやエッセイの量が増えます。レベル4が文法のまとめ。レベル5からは新たな文法ではなく応用になります。
月に一度のまとめのテストもTOEFLかCAEL(カナダの英語のテスト)の模擬試験になります。
<AP1(Academic Preparation Program>
ここから本格的なアカデミックコースの始まりです。スピーチやエッセイの量がさらに増え、エッセイは 1000 words に突入します。みんなスピーチのプレゼンテーション作り、エッセイに終われます。月に一度のまとめのテストはレベル5からと同様TOEFLかCAELの模擬試験です。
<AP2(Academic Preparation Program>
大学進学コース。ここをきちんと卒業できると大学へ英語の試験なしでいくことができます。ですが、ここのクリア基準が高い。何度もこのコースに止まる人も。。。
2ヶ月で1つのレベルが終わるようになっていて、毎週スピーキングのためのプレゼンテーション、ライティングの課題、1週間のまとめのテストがあります。
レベルによって課題のスピーキングの時間、ライティングの量が変わって来ます。
最終的に進学を目的とした感じになっているので、アカデミックライティング(エッセイの書き方)、プレゼンの仕方、リーディングの内容もアカデミックな硬いものになって来ます。
レベル5からは内容も厳しくなっていくので、ゆっくりとカジュアルな会話を中心に伸ばしたい方、アクティビティを重視したい方には向いていないかもしれませんが、その分、しっかりと英語を伸ばせると思います。(ただテンポが早いので、どれだけ頭に定着してるかは努力次第。ライティングやスピーキング、プレゼンのテクニックは着実に上がります。)
アクティビティ
(ハロウィンで各クラスオリジナルのかぼちゃのランタンを作りました。)
アクティビティもあります!
有料のものだとナイアガラの滝やトロントのワンダーランドに行ったり、シルク・ド・ソレイユのチケットが学校優待でちょっとお得になったり。
無料のものだとハロウィンパーティーやクリスマスパーティーなど、先生方も一緒になって楽しんでいます。
特にハロウィンパーティーは授業の後にやったのですが、朝から先生方もみんな仮装しているので授業を受けていてもちょっと不思議な雰囲気で面白かったです。
他にスピーキング練習のため、英会話サークルのようなものが毎週水曜日の授業の後にあります。レベル関係なくみんなでソファに座ってメインの先生が司会進行して談話するほのぼのした会です。
街も大きくはなく、遊ぶところもあまりないので真面目に勉強したい方、進学に向けてアカデミックな内容を勉強したい方にはオススメです。
持ち物
パソコン必須です!宿題のエッセイもプレゼンテーションもパソコン(パワポとワード)!また、テストもオンラインで教室で受けるので自分のパソコンで受けることも(スマホも可ですがライティングがきついです)
Photo by StockSnap on Pixabay
国籍
中国人、ブラジル人、コロンビア人、が多く、そのほかの地域の方は少なめという感じでした。
南米の方、ブラジルの人は特に結婚して夫婦で来ている方、親戚がこっちに永住権をとって住んでる方が多かったので落ち着いている方が多かったです。
また、若い方でも話すと大人っぽく落ち着いた人が多く、わからないことがあると教えてくれるような優しい人が多かったです。
カナダはワーキングホリデーがあるので日本人にも人気の国ですが、ロンドンは少ない!しかもこの学校はかなりしっかり勉強をしないといけないのでチャラチャラした人が少ないというのも大人留学の方におすすめです。
雰囲気
アットホームな学校で、先生がしっかりしていると思います。
英語の先生になるためのトレーニング校にも指定されているので時々授業の見学をしている先生の卵の人がいます。
宿題もあり、プレゼンがパワーポイントを使うので準備が必要。ライティングの宿題もありますが、やってこなくても先生方は「それぞれの留学スタイルがあるからやる気のある人にはどんどん教えるし、そうでない人はそれでも構いません。」というドライといえばドライですが、突き放しているわけではありません。
逆にやる気があれば授業の前に訪ねて行ってもしっかり時間をとって教えてくれます。
ですが、授業中はどんどん当てられるし、答えられないと自分が辛いので真剣に勉強する気がないと居心地が悪いかもしれません。
宿題の量などは人によって感じ方が違うと思いますがレベル4までは毎日何時間もするほどではないと思います。
ただ、授業のテンポは早めです。2ヶ月で1冊(ワークブックも含めて200ページくらい)を終わらせます。
もちろんテキストの内容を全てやるわけではないですが、ぼんやりしているとどんどん進んでしまいます。
わからないときは授業の終わりでも先生に聞けばきちんと教えてもらえます。
ホームステイ
学校と直接契約。学校がしっかり選んでいるようで、あまり悪い噂は聞きません。
もちろん食事が合わないとか多少あるとは思いますが、基本的にホストファミリーがいい人ということを耳にします。
金額:800ドル/月(1日3回の食事含む)(2018年12月時点)
授業料
カナダで私が調べたのは1ヶ月1500ドル前後のものが多かったのですが、ここは1ヶ月1000ドル程度だったのでそれに比べると安い方だと思います。
ただ、私の場合この後コミュニティカレッジに行きたいと思っていたのでアカデミックな英語を教えてもらえるところを探していたため値段が少し高めだったのかもしれません。
トロントやバンクーバーなどの都会であれば、いろんな学校があり、オプションも選べるところ、会話中心のところなど、探せば安いところもあります。
もしその後大学やコミュニティカレッジに行きたい場合はできれば同じ州の方が行きやすかったり、学校も相談に乗りやすいです。
冬は雪が積もり、陸の孤島のような雰囲気も。。ほぼ家で過ごす人が多いようですが、スケートなどのウィンタースポーツもあります。
お問い合わせはこちらから
ご質問、お問い合わせなどはこちらからお気軽にどうぞ。
もちろん日本語で大丈夫です。
まとめ
外国人の友達も作りたいし、遊びもしたいし、ちょっと英語も上達したいかなぁ〜という感じで行くと厳し目の学校かもしれません。
特にレベル5からがどんどん厳しくなっていくので、みんな若干げっそりしてきます(笑)
ですが、なかなか少人数でがっつり教えてもらえて、他より安く、日本人も少ないという貴重な学校だと思うので、真剣に頑張りたい!という方にはおすすめです!
海外留学の学校探し。大学、コミュニティカレッジ、語学学校の比較の仕方《カナダ編》