自分でもできるコミュニティカレッジ入学!
カナダのコミュニティカレッジに行きたい!でもどうやって入ればいいかわからない。
実際にコミュニティカレッジに申請をしたやり方から入学の仕方をご紹介!
カナダは州によっても学校によっても違うので、必ずしも同じとは限りませんが、カナダのコミュニティカレッジを考えている方は参考にしてみてください。
大学、コミュニティカレッジ、語学学校の探し方の記事は以前の記事もご参考にしてみてください。
海外大学、コミュニティカレッジ、語学学校の探し方と比較の仕方《カナダ編》
まずは学校を決める!
どこの州にする?
まずは州!学校に通う2年〜3年過ごすことになる土地。
雰囲気、気候、生活環境はとても大事。
また、もし永住権を目指している方は州ごとに条件が違うのでそこも注意しましょう!
人が少ない地域ほど条件が緩いことが多いですが、その後就職できるか、仕事はあるかなども調べてみましょう。
仕事が見つかったらしばらくは動けないと言うことも念頭に入れなければなりませんね。
私が言われたのが寒さ。。。ある程度は覚悟していても東側、北側はとても寒いです。
私は始めアトランティックエリアのパイロットプログラムのあるノバスコシア州を考えていたのですが、海沿いで風が吹くと寒さが半端ない!
(二年間そのエリアの学校を出て雇用主が見つかれば永住権の申請ができるプログラム!)
そして就職先があるか。。。という不安があったのと英語力もそちらの条件のが厳しかったのもあり結局変更したのですが、今でもまだ気になっています。
また、ケベック州だと別条件があります。
ビザ申請の前にCAQ(Certificate of Acceptance of Quebec)というのを取らなければいけません。
さらにこれが時間がかかるそうなので、ケベック州が気になる方は早めに行動しましょう!
コース
自分の行きたいコース、専門があるかをしっかりチェックしましょう。
コミュニティカレッジと一言で言ってもコースがたくさんあります。
もしコースの名前だけではよくわからないという時は学校に直接聞いてみましょう!
最近だとFacebookが必ずあるので、そこでメッセンジャーで直接聞いてみましょう!
私が問い合わせた学校はどちらもだいたい24時間以内、遅くても3日以内には回答が来ました。
また、メッセンジャーなどで連絡すると気軽に短い文章で聞けるのもいいですね!
何度聞いてももちろんオッケー!
学校に投資するお金と時間は大きいです。気になることはなんでも聞いてモヤモヤを無くしましょう!
ブログなどを参考にするのももちろんですが、学校に直接聞いた方がはっきり分かることもあります。
ぜひチャレンジしてみてください!
Photo by Simon Steinberger@Pixabay
コミュニティカレッジ入学条件
英語のレベルをチェックしよう!
コミュニティカレッジで求められている英語はだいたいIELTS overall 5.5〜6.5。
この条件の点数はコースによって異なるので、自分が行きたいコースで求められている英語のスコアを確認しましょう。
ここで注意したいのが overall(平均)だけでいいのか、minimum score(最低スコア)条件があるのか。
overall 6.5あっても一つの科目が5.5の場合、minimum scoreの条件が6.0以上となっていると求められている条件をクリアできていないので入学できません。
ここはとても大切なので必ずチェックしましょう。overallでよければ自分が得意の分野でカバーすることもできます。
そして、恐ろしいのが近年この点数が上がっている傾向にあると言うこと。。。
私がはじめに行こうと思っていた学校も2017年の時点ではoverall 6.0だったのが、2018年にminimum score 6.0に変わりました。すべての科目で6.0以上!!!厳しい。。。
他の学校でもこの傾向が見られ始めているので、できるなら早めに点数を取得して申し込むことをお勧めします。
学校によってはこの英語のスコア以外の他の資料を全て提出して「仮合格」をもらって席を確保できるところがあります。
しかし、全ての提出物が出されないと審査に進まない学校もあります。
英語の成績はなるべく早く取りましょう!
必要な提出物
Photo by rawpixel@Pixabay
学校、コースによって提出を求められるものがことなります。
必ず必要なのは下記のもの
- 高校以上の卒業証明書
- 成績証明書
私の場合高卒なので高校から取り寄せたのですが、悲しいことに年数が経ちすぎて成績表を保存していない!!!
そんなことあるのーーー???あるんです。。。
アラフォーの皆さん、それ以上の皆さん、まだがっかりしないでください!
学校で「年数経っちゃったんで破棄しました」という英文レターを出してもらえれば問題ありません。
そして統廃合があっても新しい学校側に問い合わせればもらえますよ!
まずは自分の母校があるか、なくてもどこと合併したかなどチェックしましょう!
そしてだいたい郵送(申請書を郵便で提出、証明書が送られてくる)でやりとりなので早めに申請しましょうね。
また、学校によって本人の居住する住所でないと受け取れないことも。海外在住、忙しくて会社に送ってほしい、などは相談してみましょう。
その他の提出物
私の場合グラフィックデザインコースを希望だったのですが、最初の学校と次の学校では求められる提出物が全然違う!
最初の学校での提出物は
- 今までのデザイン作品
- 手書きデザインの課題2つ
- なぜこの学校に入りたいのかという短いエッセイ
次に申し込んだ学校では基本の卒業証明書、成績証明書、英語のスコアのみ!
学校によってこんなに違うんですね。
最初の学校ももちろんグラフィックを学んだことがない人も入るコースなので、デザイン課題は手書きの課題でした。
しかも提出物のうち2つ以上が合格ラインにない場合はコースを変えた方がいいとまで書いてありました。
コースによっても学校によっても違うので、行きたい学校、コースが決まったら必ず条件を確認しましょう!
申し込みの仕方
Photo by athree23@Pixabay
ネットから
これが一番多いと思いますが、学校のホームページから「APPLY」というボタンが大抵あります。
ここから自分の入りたいコースを選んで情報を入力して、必要な資料を添付します。
なのでこの時点で全ての提出物が揃っているのが理想。
ほとんどの学校が自分のページができて、そこで次に必要なもの、提出物などが分かるようになっています。
ただ、これが州の管理するもの、学校が管理するもの、などいくつか登録しなければいけない場合も。。。
混乱しないようにちゃんとどのサイトに今の状況が載っているか確認しましょうね。
そして大事なのがいつまでに提出、入金か。
これを間違うと席が確保できないなど起こるのでわからないときは学校にすぐ確認しましょう!
2番目の学校はまずは英語スコア以外のものを先に提出してデポジット2800ドル(23万くらい)を払えば席を確保できました。
ほぼ誰でも席を仮押さえできるというやや不安なくらい簡単。。。
(入学までに英語のスコアを提出しなければ正式入学レターはもらえません)
学校で直接申し込み
最初の学校は「オープンハウス」という日本でいうオープンキャンパスがあり、その土地も見てみたかったので思い切って行ってみました。
どんな授業が行われるのか、説明と学校の中の見学などができます。
雰囲気もわかってとてもいい機会なので、できるならば行かれることをお勧めします。
また、オープンハウスで入学申し込みをすると申し込み料金が無料!ということもあります。
もし提出資料をすでに揃えていたらそれもここで提出することができるので楽ですね。
その場合も登録をして自分のページをネットで作ってそこでチェックすることになるので、帰国後にもきちんと状況を把握できます。
私の場合、最初の学校ではオープンハウスの時に申し込みをしたのですが、英語のスコアが提出できず、その間に定員がいっぱいになり、その年は締め切られてしまいました。
全ての提出物が揃わないと審査をしない学校だったので、この時点での学校への支払いはゼロでした。
英語のスコア
ここが一番重要!!!!そして難関!!!!
ですが、これにはちょっとした技も!!!
- 英語のスコアがすでに足りてる方→コミカレ申込時にスコアを提出
- 席を先に確保してIELTSなどのテストをギリギリまで受け続ける
- カナダに住んでる方→コミカレオリジナルのテストで合格を目指す
- ESL(語学コース)付属の学校の場合、このコースで一定期間勉強するとエレベーター式に本科に入れる(条件がある場合も)
- 提携している語学学校の特定のコースを卒業すれば英語のスコアなしで本コースに入学できる。
<注意>
- 前述したように席を確保できるか、語学コースがあるか、提携している語学学校があるかは学校によって違います。
- また、語学コース、語学学校は通う期間にもよりますが値段が高いことが多いです。
- 語学コースに入るにもレベル分け試験があります。
一番確実でお金がかからないのは先にスコアをとって、入学時に提出できること。
コミカレによっては学校オリジナルのテストがあり、IELTSなどのテストよりも安いのでカナダにいる方は受ける価値あり!
また、コミカレのオリジナルテスト対策をしている塾なども地元にあったりすることもあるのでカナダにいる方は学校周辺の塾情報などもチェックしましょう!
あとがき
最近カナダへの留学生が増えているそうです。
英語のスコア条件も少し上がりつつあるようなので、早め早めの行動をしましょう!
また、学校の内容、評判なども合わせてみているといいと思います。
大金と時間がかかる留学。しっかり見極めて人生のプラスになるような学校を選びましょう!
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