IELTSの公式問題集のリーディングから単語をピックアップ!長文読解を解読しよう

IELTSの公式問題集のリーディングから単語をピックアップ!長文読解を解読しよう

IELTSの公式問題集のリーディング!長文から単語をピックアップ

IELTSのボキャブラリーは範囲が広すぎて大変ですよね!
私もIELTSの過去問やテキストはあっても一度やって終わり、中途半端にやって終わり。。
でも次にやるときには答えをうっすら覚えていて理解しているのかわからない!
しかも基本的には内容を理解できてないと意味がない。
これじゃ全然身になってる感じがしない!
そこで過去問やテキストからの単語をピックアップ!
一緒にボキャブラリーの在庫を増やしましょうー!(週に一度のペースを目標!)

テキストを持っていない方も本文からの一文を載せているので例文を見ながらイメージを掴んで単語を覚えてみてくださいね。

※個人的にわからなかったものや重要かなと思うものを選んでいるので「簡単すぎる!」「もっと載せて!」などご希望があればコメントいただければ考慮させていただきます。

まずはリーディングのコツ!

予想することが大事!

わからない単語があると止まっちゃいますよね。
テストの最中だと一瞬にしてパニックに陥る!
もちろん単語力があればあるほど読むのも早くなるし、理解もできますよね。
でも急には難しい。
そこで私が先生に言われていることは「予想する力」!!!
まずは一通り読んでみて、わからないところは前後の文で想像してみましょう!
良いこと?悪いこと?何かの作業?物の名前?
ふんわりとでも内容がわかるのとわからないのでは雲泥の差!

今回は「IELTS 11 ACADEMIC」から。本文に使われている文とともに解説&ご紹介します。

テキストを持っている方はぜひ一度読んでみてわからない単語をまずはマークだけしておいて、意味を予想してみてくださいね。

では、本文スタート!

The Story of Silk (P65)

f:id:otona-ryugaku:20181209063511j:plain

cocoon (n) 繭

コクーンシティというショッピングセンターがありますね。
かいこの繭の中のようなイメージかな。
今回のお話はタイトルからもわかるようにシルク(絹)のお話。
シルクを生み出す繭は重要な役割ですね。

Produced from the cocoons

その繭から生み出されたもの

destruction (n) 破壊、絶滅

destroy(v) 破壊する

調べたら「デストロイヤー」さんというプロレスラーの方がいらっしゃったんですね。

私はよく「i」だったか「e」だったかわからなくなるんですが、デストロイヤーさんと思ったら「e」だって思い出せそうですね!

Destruction of several mulberry trees.

数本の桑の木をダメにしている

<間違いやすいので注意する単語>

distraction (n) 気が散ること
disturb (v) 気を散らせること
Don’t disturb me. 気を散らせないでよ!

何度聞いてもdistruction(破壊)とdestraction(気が散ること)の違いが聞き分けられないけどructionとractionも違うので注意!

sip (v) 少しずつ飲む

こんな単語があるの??と思う単語。
「少しずつ飲む」という表現。
パッセージの中ではこんな表現が使われていました。

While she was sipping some tea

彼女が紅茶を少しずつ飲んでいる間
どうやって飲んでいるのか、一つの単語でイメージがより具体的になりますね。
場面を想像できることがより本文の内容を理解することに役立ちます。

land (v) 上陸する

名詞だと「土地」他動詞だと「上陸させる」自動詞だと「上陸する」

「land」を土地とイメージしておくと動詞になったときに「その土地に到着する」イメージがつきやすいですね。

One of the cocoons that she had collected landed in the hot tea

彼女が集めたかいこのうちの一匹が熱い紅茶の中に入っていった

想像するとちょっと気持ち悪いですが。。。
かいこの一匹が逃げ出して紅茶のカップを登って熱い紅茶の中に落ちた感じです。
イメージつきましたか?
これは「上陸」と訳すと違和感があるのですが、「紅茶に着水した」というイメージです。

unravel (v) 解く

解く、解ける、解明する

どれもふわっと絡まった糸が解けるようなイメージですね。
「問題が解明する」のもそれまで謎が絡んでいたのがふわっと解ける感じ。

Started to unravel into a fine thread

細い糸が解けだした
※ fine:細い thread:糸

これは発音が難しいんですが、「東京喰種トーキョーグール 」というアニメの主題歌が「unravel」でした!

このアニメを見たことがある方は馴染みがあるかもしれないですね。
私は見たことがないのですが、カナダの日本語サークルの人たちとカラオケに行ったときにこのアニメの歌を歌っていた人がいたので海外でも人気みたいですね。
歌詞の中でも主人公が絡まって動けない感じが歌われていますね。

wind (v) 巻く

「wind=風」というのはほとんどの方がご存知ですよね。

でも違う意味もあるんです。。。本文の中で使われている意味は「巻く」。手巻き時計などの「巻く」と同じ意味になります。

windが使えるのはメトロノームやオルゴールはネジを巻いて動かしますよね。
その時も「wind」を使います。

She could wind this thread around her fingers

彼女はこの糸を指に巻きつけることができた

ここはwindの意味がわからないと文章自体が理解できなくなりますね。

subsequently (adv) その後、続いて

最後に「ly」がついているので副詞だということが想像できますね。

Subsequently, she persuaded her husband

その後すぐに彼女は彼女の夫を説得した

IELTSのようなアカデミックな文章では副詞がとてもよく使われます。
Writingにも役に立つので副詞は要チェックですね。

rear (v) 育てる (n) 後ろ、背後

名詞としてよくつかわれる単語で動詞としてはあまり使わないそうですが、アカデミックな文章になるとその「あんまり使われない」使い方も出てきます。

(動詞)栽培する、(子供を大人になるまで)育てる

to allow her to rear silkworms on a grove of mulberry trees

桑の木の果樹園でかいこを育てることを許可してもらうため
※ silkworm:かいこ grove:果樹園
一つ前の「Subsequentrly,…」文章の続きになります。

reel (n) 糸巻き

釣り竿の「リール」と言いますよね。

糸を巻く、糸車など。

draw (v) 引く

「描く」と同じ単語の別の意味になります。

She also devised a special reel to draw the fibres from the cocoon into a single thread

彼女は繭から一本の糸に繊維を引き出す特別な糸巻き機も発明した

weave (v) wove – woven 織る

weaveの過去形、過去分詞はアメリカでは weaved ですが、IELTSはイギリス英語なのでwove-wovenの変化球になります。

They would be strong enough to be woven into the fabric

織物を織るのに十分な強さになる

一つ上の文章の続きになります。

fabricは数えられる名詞として冠詞「a」「the」がつく時と数えられない名詞の時があります。

● a fabric/ the fabric=ある織物、あの織物など指定した「織物」を指している時
● fabric=「織物」全体を指している時

cultivation (n) 栽培、養殖

「カルチベーションバッグ」というのが売っているのですが、これは「栽培用バッグ」


It is certainly known that silk cultivation has existed in China for several millennia

↑ の商品はいちごの栽培バッグなんですが、カルチベーションバッグを想像できたら「カルチベーション=栽培」と繋がりますね!

シルクの栽培は確実に中国で数千年に渡って行われていたことがわかっている

 あとがき

パラグラフ1が終わりましたね。(全部で5パラグラフあるのであと4つあります)

だいたい内容はつかめてきましたか?
テキストを持っていない方でも単語のイメージがつきやすいように例文を載せているので、それぞれの単語のイメージがつかめればOKです。
なかなか一つ一つを覚えるのは本当に大変ですよね。
今回は本文に合わせて内容を絞っているので、パラグラフごとに単語を覚えて、本文を読んでという繰り返しをして着実に覚えていきましょう!