海外留学をすると太る?海外生活で太る5つの理由
海外で生活すると太るって本当?どうして太るの?
海外留学、ワーホリ、海外での生活で体重が激増するって本当?
10kg増えたなんて話も結構聞きますよね。
体重増加は海外生活ではつきもの?
オーストラリアでワーホリ、カナダで留学、そのほかの海外滞在経験から思う海外で体重増加の5つの理由と体重管理の仕方をお伝えします!
※個人的経験の中での感想になりますので1つのご参考にしてみてください。
海外生活で太る最大の理由5つ!
①海外の食事はカロリーが高い!
オーストラリアといえばティムタム!
オーストラリアもカナダもやっぱり既製品やレストランはカロリーが高い!
特に甘いものの甘さとカロリー、揚げ物などは日本のものと比べたら尋常じゃないくらいすごいです。
オーストラリアで言えば「TimTam(ティムタム)」チョコレートコーティングのクッキーでオーストラリアといえばこれ!という代名詞!
今はもう世界中で売ってますよね。
濃厚で美味しい〜!いろんな種類もあって魅力的ですよね!
さらにセールになってたらもう買うしかない衝動にかられちゃう。
でも、このカロリー見たことありますか?
桁が違います。。。1こで100kcal前後。。。
1袋で9個〜11個入っていて、だいたい1袋1000kcal超えてるのなんてザラです。
カナダはプティーンとダボーダボー
カナダで言えばやっぱり「Poutine(プティーン)」フライドポテトにグレイビーソースとチーズがかかったもの。
カナダでは専門店はもちろん、マクドナルドやコストコでも売ってるくらいメジャーなもので、美味しい!そして量が多い!!!
もちろん1つ1000kcal越えなんて当たり前です。
もう1つカナダでおなじみといえば「Double Double(ダブルダブル)」コーヒーショップでみんな「ダボーダボー」と言っているのはミルク2つ、砂糖2つの甘々コーヒー。
ダボーダボーが市民権を得すぎて何も言わないとダボーダボーで出てくることもあります。
外食は基本カロリーが高い!
海外の外食の場合は基本的にカロリーが高め!
味付けが濃いめ+量が多いのダブルパンチでカロリーが恐ろしいことになっています。
カナダではメニューにカロリー表示されているところが多いのですが、1皿1000kcal越えなんてよくあります。
むしろ書かないで欲しいとすら思ってしまう。(書かなくてもカロリーは変わらないんですが。)
②とにかく量が多い
Photo by Oscar Nord on Unsplash
アメリカンサイズの凄さ
アメリカでバーガー屋さんに行った時、ハンバーガーの大きさ、ジュースのカップの大きさがものすごくて衝撃でした。
友達の旦那さんのアメリカ人に「Welcome to America!」と笑顔で言われたくらいアメリカサイズはとにかく大きい!
アメリカに大学から住んでいる日本人の友達は日本では細身の子だったのですが、アメリカに行ったら10kgを軽く増量!日本に帰って来て一緒にレストランに行くと「え?こんなに量少ないの??足りるの??」と言っていました(笑)
完全にアメリカンサイズに慣れると日本のは子供サイズに感じるらしいです。
オーストラリアにいた頃も10kg前後増えた子は周りにとても多かったです。
10kg増量って聞くとものすごく大きく感じますよね。でも海外だと意外とすぐに行っちゃいます。
ほんのり量が多いのが意外と危険!
量が多いと初めはびっくりしてしまいますが、目の前にあるとついつい手をつけてしまいがち。
そしてなぜかフードファイターのようなチャレンジ精神が湧いてきてしまう。
でもチャレンジ精神が湧いて頑張っても後に残るのははち切れんばかりの胃と後悔。。。
アメリカは「アメリカンサイズ!!」というくらい大きいですが、カナダはほんのり多い。一見日本と変わりなく見えてしまうけど、少しだけ多い。でもこれが結構危険なんです。
海外だからさぞ大きいものが来るかと思いきやちょっとだけ大きそうに見えるのでちょっと苦しくても「後少しで完食」と思うと食べちゃうんですよね。
ちょっとだけ残しても持ち帰るほどでもない。だからと言って残すのももったいない。これがとても危険な罠!
その少しずつがだんだんとプティーン完食へ導いてしまいます。
③慣れの恐ろしさ
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量もだんだんと慣れてしまう
ティムタムもプティーンもどちらも日本人が一度に食べるには量が多いけど、慣れてしまうと徐々に1度に食べれる量が増えていくんです。。。恐怖!
どちらもいろんな種類があるから他の味を試したくなりますよね。
長期で滞在しているからこそ、だんだんと量にも慣れて、味のバリエーションも試したくなってくる。
だんだんと食べれる量も増えてくるという恐ろしいマジックにかかります。
初めは多いと思っていた量が徐々に「あれ?意外といける」という風に。。
そして「たまにだしいいかな?」となってしまうと要注意です。
周りの人のペースにつられてしまう
日本人同士だと比較的食べる量が少ないですが、日本以外の留学生や地元の人と一緒に食べると食べる量がついついつられることがあります。
中国の子も一緒に食べる時はオーダーする量が多い!人に振る舞う時は多く振る舞うと聞いたことがあるのですが、友達同士で食べる時も鍋パーティーをした時も量が多くてびっくりしました。
みんなで一緒に食べると楽しいし、お腹いっぱいでも周りが食べてると一緒になって手が出てしまいがち。
特にシェアの場合は周りの人が食べれるからといって自分を過信してしまうと危険です。
④住んでる環境により圧倒的運動不足に陥る
Photo by cottonbro from Pexels
郊外や田舎は動かなくなる?!とくに寒い地域は危険!
私は今カナダの郊外にいるのでバスのみ。階段は滅多に使わない。
歩くのが好きな私でも、冬は雪と寒さで生命の危機に関わる!
極力外にいる時間を短時間にするのでバス停も近い場所、乗り換え回数よりも外にいる時間、歩く時間を極力少なくすることになり、運動を全然しなくなりました。(極寒のバス待ちはかなりきついです)
さらにカナダのバスは荒い運転が多いので空いてるときは極力座った方が安全。
寒い地域でさらに郊外に住むと行き帰りのバスの時間や待ち時間など、外出が本当に面倒になります。
コロナの影響でさらに運動不足
学校があった時にはクラスの移動で階段を使うこともたまにあり、学校の施設でダンスやヨガのイベントに参加したり、ジムに行ったこともありましたが、学校がコロナの影響で閉鎖してからは完全引きこもり。
公園もバスを使わないといけない、さらに公園でゆっくりすることも一時期は禁止されていたので、まったく運動しなくなってしまいました。
今は徐々に解除され、公園でくつろぐ人も増えてきましたが、バスでわざわざ行くとなるとちょっと面倒になってしまいます。
歩ける距離に公園や川辺などくつろぐところがあるのはとても重要です。
⑤周りの「細い」という評価
Photo by Gautam Krishnan on Unsplash
「細い」と言われ続けると思い込んでしまう
オーストラリアもカナダもアメリカも、現地の人たちからしたら日本人は比較的「小さくて細い」人たち。
周りから「細いね〜。」「なんでそんなに細いの?もっと食べな。」「あなたはTiny(小さい)だから。」と言われていると自分でもだんだんそんな気になってしまうんです。
日本の雑誌のダイエット企画のビフォアくらいの体重でもオーストラリアやアメリカやカナダの人たちから見たら「細い」!
さらに日本よりも服装や見た目を気にしなくなって全身を確認することが少なくなってくると、自分の変化に気付きにくい!!!
ブラジル人の友達は男性も女性もグラマラスな体型の人がおおいので、比較すると小さくて細い感じに見え、「やっぱり日本人だから細いよね〜。」と言われます。
段々と素の自分の体型さえ忘れてしまい、自分のことが細いんじゃないかと勘違いしてさらに「もう少し太ってもいいかな?むしろ太った方がいいかな?」という気にさえなってきます。恐ろしいですよね。
海外では細くても日本では違った!
海外で細い細いと言われて自分でもそうなんじゃないかと思い込んで帰国してしまうと現実に打ちのめされます。
実は全然細くなかった!!!
気分はバンビでほっそり体型だと思っていても、実際にはバイソンくらいがっしりしてた!なんてことになりかねません。
(久々に撮った全身写真で驚愕の真実に直面しました)
海外留学やワーホリの方は日本に帰国する少し前から自分の現実と向き合うことが必要になるかもしれません。。。
太らないための対策
食費の予算を決める!
Photo by cottonbro from Pexels
オーダーする時にリクエストやお持ち帰りも可能!
一番太りにくいのはやっぱり自炊。
自炊は量も食材もカロリーもコントロールしやすい!
海外に来たら海外の食事を味わいたくなりますが、外食と既製品のお菓子の回数を減らすのが一番効果的だと思います。
でもたまには外食もしたいですよね。
そんな時には無理して食べ切ったりせずに残りをお持ち帰りしてみましょう!
カナダでもタピオカミルクティーは人気でお店もたくさんあるんですが、砂糖の量はものすごいことになっています。オーダーするときは砂糖の量を調整できるので減らしてみるのがおすすめ。
カナダのコーヒーショップでは何も言わないとダボーダボーのリスクがあるので砂糖とミルクの量も伝えるようにしましょう!
貧乏だと太りにくい
オーストラリアでは体重の増減はほぼありませんでした。
それは基本的に「貧乏」だったからだと思います。
オーストラリアではダウンタウンの端に住んでいて、徒歩30分圏内ぐらいにモールやお店、川沿いまで行けて、交通費の節約のためにほぼ歩いて移動していたので運動量もそこそこあり、常に自炊で外食もお菓子もあまりない生活だと体重はあまり変わらずにキープできますし、むしろダイエットができるくらい!
せっかくの環境!上手に利用しよう!
徒歩圏内にある街や公園の雰囲気を楽しんで運動!
せっかくの海外、街の建物や公園も日本とは雰囲気が違いますよね。
近くの建物やお店、公園を散策して楽しんじゃいましょう!(ただしお店は入ってしまうとお財布が緩む危険あり)
特にオーストラリアは気候が良かったのでルームメイトと川辺やモールにウィンドウショッピング+ウォーキングをよくしていました。
海外だと歩いているだけで楽しいってありませんか?せっかくの環境を利用しない手はないですよね!
今は公共機関の移動も控えるようにしていると本当に近所のスーパーくらいしか移動しないので完全な運動不足になっています。
家で運動ってわかっていてもなかなかできないですもんね。。。
学校がオンラインになり、食べる量がそれほど変わっていなくても家で食べて寝てばかりいると体型が徐々に徐々に変わってきます。徐々に忍び寄るので気づくのが困難です。
「食べてすぐ寝ると牛になる」と小さい頃に言われましたが、あれはもしかしたら本当かもしれないと最近感じています。
人からの「細い」を鵜呑みにせずに現実を把握する
自分の体型の変化ってなかなか気づかないですよね。
一番いいのが友達に写真を撮ってもらうこと、特に不意打ちが効果的!
不意打ちじゃなくても全身写真だと愕然とすることがあるのですが、不意打ちはさらに真実を見せつけられます。
後ろ姿とかホラー並。これは日本でも見るのはかなり勇気がいります。
仲良しの友達と定期的に写真を取り合うって苦行にもなりかねませんが体型キープしたい!良くしたい!現実を知りたい!という方にはおすすめ!
特に全身写真!上半身だけなら隠せても、全身だともう隠しようがありません。
「健康ならそれでよし!」と体重をそれほど意識していない私もさすがに「だらしない体型」はショックでした。
辛いけどその時だけはSnow(写真加工アプリ)は封印しましょう。
私の場合望んでいないけどブラジル人の友達が加工なしで撮るので現実を知ることになりました。(体型+シミやシワも含め。。)
結論!気候のいい都心で貧乏生活が最強!
1年を通して気候がほどほどに良く、徒歩圏内にお店や公園などがあり、予算が限られた生活をしているのが一番体型をキープできる環境だと思います。
さらに同じ意識の友達がいると最高!一緒にウォーキングや運動ができて楽しみながら体を動かせます。
今いるカナダは冬が1年の半分くらいが冬で運動不足になりがちですが、海外生活の中でオーストラリアの貧乏生活時代が一番運動もして、食事も自炊で健康的だったと思います。
気候も環境もいいので歩くのが楽しくなる街っていうのは大きいですね!
予算を決めないと外食やお菓子を買ったり、カフェもつい行きたくなりますが、予算がギリギリだと控えることになるので意外とそこまで太りません。
カレッジや大学留学の場合は学校の施設にジムがあると思うので学校が再開されればある程度運動もできます。
貧乏でも運動を全くしないとだらしない体になることが発覚したので注意しましょう。
あとがき
海外生活だと太るというのはある程度当たっていると思います。
一番は食生活が変わるからですが、周りの人の言葉の魔法もとても大きい!
海外生活、現地の人と同じ食生活をして、「細い」と言われるのを真に受けているとあっという間に体重が増えちゃいますが、時々我に帰って自分を見ることができれば大幅増量は防げると思います。
日本の「細い」はちょっと行き過ぎな部分もあるかと思いますが、海外生活は特に体が資本なので健康管理をしっかりして、自分にとってベストな体重&体型に持っていけるといいですね!
みなさんの海外生活、健康的に楽しく過ごせますように。