楽しいばかりじゃなかった!カナダ留学生活の辛い所!

行ってから感じるカナダ留学の辛さ

どんな人にもある留学の辛さ。。。

念願の留学!こんなはずじゃなかった??

Canadian life stress main image

待ちに待ったカナダでの生活!ウキウキワクワクが止まらずに来た方も、不安でいっぱいできた方も、どんな人でも生活をするのは時に楽しいことばかりではありません。
大事なのは事前情報!「こんなことがあるかもしれない」というのを知っているのと知らないのではその時の対応の仕方が変わってきますし、気分が落ち込んでいる時に悪いことが重なると精神的にも大きなダメージになりますよね。
しっかり事前に心構えをしておけば行ってからイライラしたり、怒ったり、がっかりしたりする事を少しでも減らせると思うので、私の感じた「ここが辛い!」をあげてみたいと思います。
「私は大丈夫!」と思っていても、起こるかもしれないことを予測しておくのは大事なことです。
ずっとハッピーで過ごせるのは理想ですが、理想と現実、頭の片隅に入れておいていただけたらと思います。

私が心がけてる対策も載せているのでご参考にしてみてくださいね。

第1位 交通が不便

移動は基本バス

やはりこれ!私のいるオンタリオ州ロンドンは郊外なのでさらに交通が不便!
電車は長距離のものなので基本バスのみになります。
そしてバスの間隔が長い!!!
30分おきは当たり前。長いと1時間おき。。。
15分おきにきたら「しょっちゅう来るね!」という感じです。
晴れてる時やや気温が安定してる時は良いのですが、カナダの冬は寒い!!!
私のいる地域でも冬は-10度は当たり前。寒いと-20度以下になることも!!!
もう氷点下で風が吹いてさらにバス停が吹き曝しだと2分でも死にそうになります。

bus stop吹きさらしのバス停。昼間も風が吹くとめちゃめちゃ寒いです。

bus stop with roof屋根のあるバス停。この雨風雪をしのげるカバーが超重要!あるとないとで雲泥の差です。

待つのがそれほど苦にならない私でもさすがにキツイ!これは生死に関わります。(本当に)
バスを待つということがこんなに辛いとは思いませんでした。
車で10分のところもバスでは30分以上かかるのもよくあること。
1本逃してしまった、乗り過ごしてしまったという時にダメージが半端なく大きいです。

<対策>

事前に乗継時間や歩く距離までしっかり調べよう
バスを調べる時は乗り換え時の待ち時間もチェックしながらどのルートを使うか決めましょう!
最短ルートだからと言ってちゃんと見ないと乗り換えの待ち時間が長い、徒歩で15分以上歩かなきゃいけないと言うことも。
そして常に防寒対策!帽子、マフラー、手袋は必需品です。
ちなみにホカロンも中華食材店でありました。

深夜はなるべく避けよう
バスはロンドンでは深夜12時までありますが、もしもの時を考え、そこまで遅くなるようなことはなるべく避けましょう。
バスの本数ももちろん激減します。
遅くなったらUberを呼ぶのも一つの手です。安全と言われているロンドンでも何かあってからでは遅いので安全第一で夜道の一人歩きや深夜に人気のいないバス停で待つようなことはやめましょうね。

第2位 孤独との戦い

lonelynessPhoto by Kevin McIver on Pixabay

日本との時差が長い!

行く前からわかっていることですが、私のいる地域は時差が14時間!
日本の夜はカナダの朝。学校がある日は無理だし、週末に早起きも厳しいとなると友達や家族とのとリアルタイムでLINEやSkypeをするのがなかなか難しい。。
たまにはリアルタイムで会話したいですよね。

<対策>

Twitterをする
世界中にいるTwitterのコメントはどんな時間でも誰かと繋がれて孤独からちょっと抜け出せます。
留学関連、海外在住、英語関連など自分の好きなテイストの人をフォローしておけば情報も入ってくるし、ほっこりすることもあり、「誰かがそばにいてくれる」感があります。
ただし!!!中毒に注意!!!あっという間に数時間経つこともあるのでご注意ください(笑)

休みの日が寂しい

現地の友達ができるのが一番なのですが、休みの日も一緒に過ごす友達となるとなかなかすぐには出来ません
特に私の友達は30代の子たちが多く、ほぼ結婚して旦那さんも一緒に来ているので家族の時間となりがち
課題も多いので遊んでいる時間がない(ほぼ課題で終わる週末も珍しくありません)、お金もないというのもあり、意外と寂しい休日や夜を過ごすことが多いです。(私の場合夜出かけるようなお酒の場やクラブが好きでないというのもあるんですが。。笑)

<対策>

とにかく勉強に集中する
これが英語力も学力も上がって理想的なんですが、なかなかそうもいかないですよね。
でも頑張れば奨学金がもらえることもあるので、そういうのを目標に好成績目指すのもありです!

大人留学!諦めるのはまだ早い!奨学金を目指そう!

Netflixを見る
かなり気分転換になります。そして気持ち英語の勉強にもなります!

自分から誘う勇気!
友達からの誘いを待っているだけでは始まらない。
自分から声をかけてみましょう!最初は勇気がいるけどそこを突破すると輪が広がりますよ!
年齢や国籍はこの際忘れちゃいましょう!
私は40歳を過ぎてますが、私の友達は30代前半〜後半が多く、今は24歳のクラスメートと仲良しです。
年上の人も年下の人も同じ留学生!
私はかなり年上で本当はしっかりしなきゃいけないんでしょうが、肩肘張っても背伸びしてもしょうがないので、抜けているところもそのまま自然体でいます。笑

自分から誘いにくい人は誘われやすい雰囲気を作りましょう!
まずは笑顔!そしてもちろん気が乗らない時は断る勇気!(これはとても大事です)

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外が寒い

winter

寒くて長いカナダの冬。
カナダで生まれ育ったカナダ人ですら冬は気分が落ち込む事が結構あるそうです。
留学で英語力はもちろん、人間関係や課題をこなすこと、金銭面、将来の心配。留学中はとにかく孤独や不安を抱きやすいのにさらに寒くて外が暗いと気分が塞ぎがちになります。
(冬は朝8時でもまだ暗いです。。。)

<対策>

ビタミン補給!
ホストマザーにも薦められたのですがビタミンDとカルシウムを摂ること。
ビタミンDが不足すると骨にも影響があるらしいんです。ビタミン剤はスーパーや薬局で簡単に手に入ります。私の場合は貧血気味もあるので鉄分も一緒に摂るようにしています。(よく飲み忘れますが)
冬になる前に揃えておきたいですね。

家の中で運動
気分の落ち込みに筋肉が効くらしいんです!
筋トレやヨガなど、家の中でできることをちょっと取り入れてみると気分が違いますよ。
うちの母のおすすめは美木良介さんのロングブレスです笑
確かに手軽で誰でもできて、しかもちょっと面白い。

せっかくなので冬のアクティビティを楽しむ
寒い地域ならではの楽しみもあります!
アイススケートリンクはいろんな場所に出現してタダ、もしくは安く利用できます。
アイススケート靴も7ドルくらいで借りることができます。
また、スキー場も多いカナダ!冬ならではの楽しみをしてみるのもいいですね。
そしてカナダといえばアイスホッケー!ルールがなくても楽しめるのでおすすめです!。

冬にしか味わえないこともあるので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。

**冬のイベントなどこちらもご参考にどうぞ**

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第3位 お風呂がない

シャワーが不安定(場所によります)

寒いカナダだからこそゆっくり湯船に浸かりたいですよね。
シャワーだけじゃ物足りない!!!
しかも家によってはシャワーの勢い、量、温度が安定しない!シャワーが固定されてる。。など。。。
私の住んでるアパート(日本でいうマンションサイズ)は古いのでどこかでお湯を使うとシャワーがいきなり冷たくなり熱くなったりします。もちろんシャワーヘッドは固定式で小さい。
お風呂上がり(シャワー上がり)なのに体があったまっていないということが結構あります。
新しいアパートや家は温度が安定していたり、シャワーノズルを変えていたりもするので、そういうところだとラッキーですね!
寒いと肩こりも半端なくなります。

<対策>

サロンパス & めぐリズム & 休息時間
もうこれがなくては生きていけないくらいお世話になってます。
カナダにも塗るタイプも売っているのですが日本の「女性用でほのかな香り」とか気の利いたやつが見つけられないので持ってこられると重宝すると思います。
めぐリズムと休息時間はもう説明いらずですね。この二つに勝るものを見つけられないくらい大好きです。

温泉地に行く

saunaPhoto by Anna-Karin Pantzar on Pixabay

実はカナダには意外とたくさん温泉地があるんです!
が!!!オンタリオ州には見当たらない!!!
なんとか見つけたのがこちら。ブルーマウンテンのスパ。スキーがメインですが、スパにはマッサージもありとても良さそうです。
ただお値段もそれなり。。
ロンドンから行くとすると、車で3時間半、バスだと6時間半という長距離!!!遠い。。。

Blue Mountain _ Spa

会員制スポーツクラブを利用する
会員制スポーツクラブには温泉はありませんがサウナがあることがあります。
私も近所に住んでるクラスメートの友達が入会していて、1ヶ月有効のお友達カードをもらったので行ってみたら小さいながらもサウナが!!!
タイル張りなのでヒノキの香りとかは望めませんが、体の芯まであったまる!
久しぶりに体がポカポカになりました。
そこは1週間で30ドルなのですが、長期休みに1週間だけなら毎日通って1日5ドル弱の計算に。
室内アスレチックでも30ドルくらいしちゃうので結構お得かもしれませんね。

第4位 乾燥がすごい

ビショビショのタオルもすぐ乾く!

思った以上に乾燥します。
タオルを滴るほど濡らして部屋に干しておけば翌朝には乾いています。
もちろんお肌にも大敵!!!
お風呂上がりでもあっという間に水分が蒸発していくのを感じる(年齢もあるかもですが。。)
乾燥が激しすぎて喉が痛くなることもたまにあります。
静電気も毎回電気をつけたり消したりするときも、人に触れたときも、しょっちゅう起こります。

<対策>

化粧水とクリーム必須
化粧水はバシャバシャ使いましょう!
そしてクリーム!!!ボディクリームももちろん必須です。
私は朝晩使っていますが、ダララマでDoveのボディクリーム500mlを4ドルで購入し使っています。
以前はココナッツボディクリームが破格の1ドルのときもあったんですが、ダララマは他で通常売っている商品も売っていることがあるので要チェックです。(多分バージョンが古いなどかな?)

化粧水も少ないですがカナダにはあるのでご安心ください。
お肌が弱い方はアヴェンヌはたいていどの薬局でも購入することができます。

アラフォー女子におすすめ!カナダの薬局&スーパーで買えるコスメ!

また、都市の近くであれば中国の方が住んでいる地域の中華系モールがおすすめ!!!
大きな中華系モールは大抵日本や韓国のコスメが売っていて、しかも安い!
私はお正月にトロントに行き500ml 10ドルという格安で日本の化粧水を買ってきました。

Tonner

私の場合日本から持ってきたものとカナダで買った(韓国製)フェイスマスクで保湿を月に2〜3回程度にしています。
貧乏学生なので化粧水も安いものですがバシャバシャ使い、クリームはダララマ(カナダの100円ショップ)で買った4ドルのものか、今はニベアの白いソフトタイプのものを使っていて今のところ問題ありません。

加湿器
加湿器はもはや生活必需品!カナダで購入できるので大きめのものを買いましょう!
私は小さいのを買ったのですが、全然物足りず、濡れタオルを朝晩干してます。。。

一時期ルームメイトが貸してくれた大きな加湿器を使用していたのですが、やっぱりカナダでは大きい加湿器じゃないと足りないということを実感しました。

まとめ

海外留学、新たな生活で気分の波もあり、英語や生活で疲れてしまうことも多いです。
人によってカナダ生活の辛いことは色々と違ってくるかと思いますが、どんな時にも必ず対処法や対策があるはず!
上手に対策をとりながらカナダの生活を楽しんでくださいね。

辛い時はしょうがない!そんなときもあるのでストレスをなるべく溜めないように、素敵なカナダライフが過ごせますように。