留学先での友達作り、国籍は？年齢は？

大人になってからの留学は不安でいっぱい、どんな国の、年齢の友達ができる？

海外留学で友達はできる？どんな年齢の、どんな国の友達？
海外に1人で飛び込むのは勇気がいりますよね。
しかも周りに日本人がいなかったら。。周りが若い子達ばっかりだったら。。英語も自信がないし。。と不安ばかりですよね。
でも大丈夫！私の語学学校、コミュニティカレッジ、それ以外での友達をどうやって作ったのかをご紹介！
もちろんその人の性格、行く場所、学校の雰囲気、そして時期。３ヶ月違いでも全然違う状況になることは大いにあります。
一つのご参考にしてみてください。

友達の作り方はこちらの記事もご参考にどうぞ。

大人留学、海外での友達の作り方。たった３つの方法。

留学先ではどんな国のどんな年齢の人とも友達になろう！

語学学校が一番友達ができやすいかも

私が通っていたのはカナダのオンタリオ州、ロンドンにある学校。ロンドンランゲージインスティチュート。
日本人1%!? カナダのロンドン語学学校が大人留学におすすめ！

ここの学校はトロントから車で２時間半の郊外にあり、正直とても小さく地味な街です。
カナダで10番目に大きい街ですが、日本の都心から来た方だとつまらなく感じてしまうこともあるかも。。。
ワーホリの方もとても少ない！日本人に会うことがめずらしいです。
語学学校でもやはり日本人はかなり少なく、時期によっては学校に1人ということも。

私が入学したのは9月だったのですが、私のクラスは17歳から40代までさまざま。
特にブラジルの方は移住を目指す方、移住のための視察的な感じで来られる夫婦の方もいて、大人の方が多かったです。

その時のクラスメイト、そしてクラスは違ったけど同じ時期に通っていた子とは今でも連絡を取り合っています。
特に仲良くしているのはアルジェリア人の男性、韓国人の女性、ブラジル人の男性、コロンビアの女性で今でも連絡をとったり、遊んだりしています。
30代前半から40代前半で、同じように移住を目指していること、英語力をあげたいと思っていること、そして外国で暮らす苦労を共に分かち合える貴重な存在です。

苦労を分かち合えるのがとても大切！留学中は英語力に落ち込んだり、先のことで不安になったり、授業でわからなくてパニックになったり。外国で暮らすのは苦労が絶えません。
そんな時にちょっとでも話ができる、気持ちが通じ会える仲間がいると全然違います。

コミュニティカレッジ

Photo by Matt Ragland on Unsplash

私が通っているコミュニティカレッジのコースは留学生の多いクラス。
コースによって人種も世代も全然違います。
私の場合は留学生が多く、年代は18歳〜20代後半が多いと思います。
はじめに友達になったのはフィリピンの30代の女性。その後中国の25歳の女性。
今は近所に住んでいるというのもあり、中国の子と遊ぶことが多いです。
そしてとてもお世話になっています。

コミュニティカレッジでは基本提出物に追われます。
そんなに遊ぶ時間がないというのが正直なところ。それでもアルバイトをしている人もいるので、エネルギーが有り余っているよ！という人は頑張れば時間もできるかな？
私は睡眠第一！おうち大好き！課題もそれなりに真面目にやる方だと思うので基本まっすぐ家に帰ることが多かったです。
周りもそんなに遊んでいる人はあまり聞かなかったです。
そして勉強をおろそかにして遅刻や提出物を出さないと単位を落としてドロップアウトしていく人も毎学期数人はいます。
コミュニティカレッジでは「勉強仲間！」というイメージの方が私の中では強いかな。

日本に興味がある人は友達になりやすい！

Photo by sayama on Pixabay

学校以外では「日本語サークル」というのがロンドンにもあり、少人数で日本人が数人いるかいないか。
多いと全員で１５人くらい集まるのですが、大体いつも日本人は２〜３人いるかいないか。
毎回通っているとグループのみんなと仲良くなって、イベントに参加したりと楽しい時間を過ごせますよ。
そしてグループのメンバーはカナダ人が半分、その他アジア系の人たち、そして一番少ない日本人という感じ。
こういう時日本語や日本人が好きな人がいてとても嬉しくなります。
カナダ人の中でも日本に住んでいたことがある、もしくは独学！！という日本語ペラペラの方も！
ぜひ現地での日本語サークルをチェックしてみてくださいね。
特に都会はたくさんあって予約制のところも多いそうです。

そして日本に興味のある人であればお互いに教え会えることができる！
これがとても大きいと思います。人間関係でどちらか一方に頼ってばかり、聞いてばかりだと相手も疲れちゃいますよね。
でも向こうも聞きたいことがあるとお互いに教えあったり、聞き合ったりすることができる。
お互いに尊重し会える対等な関係ほど長く続けられますよね。

友達の友達

友達になった人のさらに友達！
そんなの一時的で終わっちゃうんじゃないの？と思われるかもしれませんが、やっぱり友達になる人は共通点があったり、感覚が似ていたりしますよね。
その友達はやっぱりどこか似たものがあったりするので友達にもなりやすい！

日本語サークルの友達の友達で友達になった子（ややこしいですね笑）はやっぱり日本好き。
日本が好きでいてくれたりすると向こうも興味を持ってくれているので近づきやすい！
最近仲良くなったのは家族で移住してきた20歳の韓国の女の子。
もう年齢も半分以下です笑
2人で話すことといえば食べ物のこと、映画のこと、美容のこと、恋愛などごくごく普通。

他にもやっぱり友達の友達で友達になった子は20代後半のアジア系カナダ人。
その子もやっぱり日本好きですが、私のことをとても心配してくれて優しい子！
私がコーディングで悩んでたらその子の友達がやっていたというコーディングのサイトを教えてくれたり、今は違う州に移動しちゃいましたが時々連絡をとっています。

カナダ人の友達

Photo by Nathaniel Bowman on Unsplash

ネイティブの友達はやっぱり持っている情報と人脈、そして英語に関しても頼もしい存在。
マナーにしても、チップにしても外国人同士だとわからないことも教えてくれます。

もちろん遊ぶ時には普通の会話、例えば映画好きなら映画の話、食べ物の話、イベントの話、ごくごく普通です。
ホストマザーもそうですし、カナダ人の知り合いや友達はとても大事。
わからないことがあればなるべく聞いてみましょう！
そして折を見て感謝の気持ちも伝えられるといいですね。

絶対にしてはいけないこと

常に大事なのは相手を尊重すること

「英語の先生」にしない！

英語の勉強は本当に大変だし、できれば間違ってたら直してもらいたいし、色々聞きたくなっちゃいますよね。
でも「私が英語間違ってたら毎回直して！」とかはやめましょう。
会話が止まるし、毎回って結構大変。。。これ、本当に大変なんです。
発音も直したほうがいい？言い回しがちょっと違うけど、その単語は。。。と教える方は色々考えちゃうし、体力的にも精神的にも疲れる。
そしてそれが行きすぎるとその人との会話が面倒になってきちゃいます。。。

相手は「友達」？それとも無料の「英会話の先生」？
もちろん相手が好意で教えてくれるならいいと思いますし、ランゲージエクスチェンジのように教え合う関係だったり、恋人同士でも他の人よりも親身になってくれやすいと思います。

でも友達になりたいならそればかりになるのは避けましょうね。
もし自分が相手の立場だったら。。。と想像してみましょう！
日本で友達になったアメリカ人の子が日本語を練習していたので「ランゲージエクスチェンジしようよ！」と言ったら「あなたとは友達だからそういうのはしない！」とはっきり言われました。
本当にその通りだと思います。
時間を区切って１時間やってみよう！とかならいいですが、時間制限ないのは関係も壊しかねません。

年齢や国、セクシャリティでジャッジしない

Photo by Wokandapix on Pixabay

友達になる人はいろんな人がいます。国が落ち着いていない人もいるし、色々な事情の人がいます。
なかなか日本では意識することは少ないかもしれませんが、世界ではとても繊細な話題もあります。
政治のこと、国のこと、宗教のことなどでジャッジしたり、むやみに否定したり悪く言わない様に気をつけましょう。もちろん信念があるのなら別ですが、意見としていうのと否定するのは違います。

そして社会人留学をする方の中には周りは年下ばかりとなることも少なくありません。
無理することはもちろん全然ありません。
でも「あ〜、あなたはまだ若いからね〜」「私はもう年だし」「若い子はよくやるよね〜」の様な年齢で上下をつけるのはやめましょう。
それを言ってしまうと年下の人から学ぶことができなくなるし、向こうも言いづらくなる。
自分よりずっと若くても、知識や経験は年齢だけでは測れません。

年上の人に対しても同じだと思います。丁寧さはもちろん大切ですが、あまりにも「あなたは年上だしね」という感じが見えるのはあまりよくないと思います。
もちろんその知識や経験に対して尊敬の念を示すのはいいと思いますが、境界線を引く様な感じは相手も寂しく思ってしまうかも。

以前、一回り年下の友達に、もうすぐ結婚する共通の友人が私に会いたがってるんだけどと話したら「人生の大先輩として聞きたいんじゃない？」と言われとても居心地の悪さを感じました。
私は結婚したことがないし、そんなに人生の「大」先輩？？なんだかおばあちゃんになった気分。
私の器が小さいのかもしれませんが、なんだかモヤモヤしてしまいました。。。

そして大事なセクシャリティ。カナダは特に色々なセクシャリティの方がいて、オープンにしている人も多いです。
自分とは異なるセクシャリティだと気になることもあるかもしれませんが、本当に仲のいい友達に「聞いてもいい？」と断ってからならいいかもしれませんが、関係性が薄いのに色々聞いたりするのは絶対にやめましょうね。
今まで傷ついてきた人もいます。むやみに聞いたり、そのことで冗談を言うのはやめましょう。

まとめ

今までとは違う環境や人に戸惑ったり、興味が湧いたり、悩んだりしますよね。
でも大事なのは常にお互いを尊重し合う様な関係を心がけること。

相手はもちろん、自分のことも大事に、そうしていれば自然と友達ができたり、周りもわかってくれたりします。
無理に自分を作ったりせず、なるべくありのままの自分で、そして自分がされたら嫌だなと思うことは人にしないと言うシンプルで基本的なことをしていれば、時間がかかったとしてもどこでも友達はできると思います。

みなさんが心を許せる様な素敵な友達に出会えます様に。