ガーナ生活では欠かせないけど売ってない!

ガーナでの生活って足りないものだらけ??

アフリカで生活と聞くと何もかも手に入らないようなイメージはありませんか?
私も実際行くまでは現地の生活の想像すらつかず、何を持って行っていいか全くわかりませんでした。
でも飛行機の荷物の重量制限もあるので必要最低限のものしか持っていけない!
今回は行ってみたら意外とあった、まさかこんなものが必要だったなんて。。。という私の実体験から必要だったもの、いらなかったものをご紹介したいと思います。

※薬などの通常の海外旅行で持っていくものは省いています。
※生活基準が現地の庶民の生活に近い生活圏での内容になります。

実は大抵のものは買える

首都のアクラや第二の都市クマシのモール

ガーナの首都、アクラや第二の都市、クマシにあるモールにはスーパー、携帯電話店、お土産やさん、家電、文具、今時の服、下着まで買えます。
コーヒー好きにはうれしい「フレンチプレス」も買えました。
※ガーナの人はコーヒーを飲む方はとても少ないですが、マーケットに豆も売っています。

French pressPhoto by Rachel Brenner on Unsplash

ガーナの食生活についてはこちらをご参考にどうぞ。
アフリカ ガーナのボランティアの食生活(自炊編)

西アフリカ最大の青空マーケット

Kumasi Marketこれはマーケットの外側のエリア。人も車もスレスレで大混雑。

そしてクマシにある西アフリカ最大の青空マーケット!!!もうここにはほぼなんでも揃います。

Kumasi Market Inside

アフリカといえば布!そしてビーズ!テーラー屋さん。
生活に必要なキッチン用品、ガーナの庶民の暮らしには欠かせない雨水&汲んできた井戸水を貯める大小の水瓶、お菓子、野菜、肉、野菜、文房具、服、靴、外貨の両替屋、黒魔術の品など。。。
(ガーナでは黒魔術がまことしやかに信じられていて小動物の骸骨などの黒魔術グッツもマーケットの片隅で売られています)
ただ、カオスなので1回や2回じゃとうてい制覇できないので覚悟が必要ですが。。。
青空マーケットの周りにもお店がズラッッっとあり、見つけるのには苦労しますが手に入ります!

意外と日本のが安いものもあった!

電化製品だって買えます!が日本のが安いものも。。

スマホ、ドライヤー、パソコン、USB、アイロン(ガーナ人はおしゃれなのでとっておきの服はアイロン必須)、バッテリーチャージャー、電池、なんでも買えます。
ただ、パソコンなどは日本の方が安いということも。。。
スマホはガーナでは地域によって通じやすいSIMが異なる場合があるのでデュアル(2つSIMが入るもの)が絶対おすすめ!
私は日本でZENPHONEを買って行きましたがきっちりガーナ滞在の2年間とその後も使っていたのですが問題なかったです。
でももし壊れてしまった。カメラ音が気になる方は現地で買ってもいいかもしれませんね。
現地にはデュアルスマホはたくさん売ってます♬

iPhoneは盗難に遭いやすいのでiPhoneを持って行かれる方は気をつけてくださいね。

現地で買った方がいいもの

文房具

Ghana Classroom

え?文房具は日本の方が使いやすいんじゃ。。って思いますよね。
確かに日本の文房具のが使いやすい!かわいい!機能的!ただ、現地の人が欲しがります。
そして貸すと帰ってこないことが多い。。。子供の場合帰ってこないのもありますが、ペンの先をガリガリ噛んじゃったり。。
現地でよく使われているBICのボールペンだと貸しても半分以上の割合で帰ってくる!
安いので帰ってこなくてもあまり気にならない。他の人が羨ましがらない。
インクが出にくいこともありますが、私は使っているうちに結構気に入ってきて、帰国してからもボールペン愛用者になっちゃいました。慣れって怖いですね。

洋服

Ghana Dressパイナップルとエメラルドグリーンのドレスは生徒のオリジナル作品♬

これが持って行って一番いらなかったもの。
私は基本的にずっとガーナ服のみで生活していたのですが、ガーナ服の方が現地の人に溶け込みやすい!褒められる!受け入れてもらいやすい!
そして何よりも着ていて楽しいし、気分が上がる!少しでも現地の消費にも繋がる!
悪いところは見当たらない!
現地には首都に今時の洋服屋さんもあり、マーケットには古着が大量に売られているので今時の普通の服が欲しい!という方も買うことができます。(お店は少ないですが)

ドライヤー

ドライヤーも現地で買えます。
雨期以外は水浴び(シャワー)の後自然にすぐ乾きますが、雨期は気温が下がるので寒い!
私は日本から海外旅行用の安いドライヤーを買って行ったのですが、なぜかついた途端に壊れていました。。。
重さも場所も取るので現地で買ってもいいと思います。

日本から持っていくべきもの!

ガーナの生活&習慣に根付いた必需品

第1位!!!耳栓

え??耳栓??そうなんです。耳栓なんです。
私は高機能耳栓を日本から取り寄せたほど、ガーナの庶民の暮らしの中では欠かせないもの(ガーナ人には必要ないですが)なんです!!!
なぜならガーナ人は爆音が大好き!!!!
宗教系のラジオ、お祈りのアナウンス、そして一番辛いのがお葬式とパーティー!!!
お葬式とお誕生日会などの催しに巨大スピーカー4台以上持ってきて夕方から朝まで爆音で音楽を流すんです。。。
辛い。。。これが本当に辛い。。。夕方の6時ごろから準備を始めて音楽を流しだし(すでに爆音)朝方5時くらいまでやっていました。。
その時によって時間は多少異なりますが、爆音すぎて地響きすら感じます。
通常の耳栓なんかじゃ足りません。
一度私が住んでいた敷地内でお誕生日会があり、案の定夕方から準備の時から爆音!
勇気を出して「頭が痛いからちょっと音を下げて欲しいんだけど。。」と言ってみたら満面の笑顔で「君も参加しなよ!」と言われ、しょんぼりと部屋に戻りました。
(その日はもちろん朝方まで地響きのする爆音音楽で眠れませんでした。。。)

そんな時に大活躍するのがこの耳栓!!!
アメリカ軍も使用しているというこの耳栓。米軍ではこの耳栓にさらにヘッドフォンなどをつけるようですが、通常の耳栓よりも遮断性が優れていてさらに安い!!!
5コセットで535円!!!しかも今なら半額以下の276円!!!し、信じられない。。。
ぎゅっと潰して使うので使い捨てとなってますが結構長く持ちます。
私は耳が小さい方なのでイヤフォンなども長くつけると痛くなるのですが、これは痛くならず、素材も柔らかく耳にフィットして使いやすかったです。
全く聞こえなくなるわけではありませんが、通常の耳栓と比べると全然違います。
飛行機の機内や安眠用にも使えて意外と?便利です。

同じ会社のモルデックス製品8種類お試しセットも。こちらも激安!!!

第2位!!!お裁縫道具!

ガーナでは現地で布を買ってテーラーさんに作ってもらったり、ホストマザーに作ってもらったり、路上で売っているガーナドレスなどを着ていたのですが、ちょっと糸がほつれたり、丈を短くしたいなど意外とお裁縫道具が役に立つんです。
(テーラーさんにオーダーしてもだいたいオリジナルのアレンジがされてきます)

ガーナでは村のテーラーさんに作ってもらっても意外と糸がほつれちゃったなんてことが結構あります。現地でも持ち運びできる小さなお裁縫道具も売っていますが、針とハサミの質が全然違います。
針は複数入っているのですが、先がシャープじゃない、穴が驚くほど小さいものも。。。
日本で300円ショップで買ったものと現地で買ったものと両方使ってみたのですが小さいし軽いので日本から持っていくことをおすすめします。
男性でもお裁縫道具はあって困らないと思います。

第3位!!!本&映画などのデータ

ガーナやアフリカ圏で長期ボランティア(市民レベルの生活圏)の場合、停電やインターネットの回線が繋がらない、繋がりにくい地域なども多いので時間を持て余します。
そんな時に映画などのデータはものすごく時間を有効に使え、さらに気分転換にもなります。
私がいた地域は比較的停電が少なく数日に1回程度で長くても24時間停電というのは少なく電気がまあまあ使えたので映画のデータは本当にありがたかったです。

そして!!!日本語の本は向こうでは手に入りません。
本屋さん自体がそもそもとても貴重!(私が行ったことがあるのは首都にある2店。噂でもう1つあるらしいとは聞きましたがどこかわかりませんでした)

時間がたっぷりあるので、英語のテキストでも小説でも数冊あるととても重宝します。
Kindleをお持ちの方はKindleがおすすめ!ただ場所によって長期停電も踏まえ1冊くらいは紙の本があってもいいと思います。
ボランティアであれば本やDVDが借りられるかもしれませんが念の為自分のお気に入りを持っとくと安心ですよね。

まとめ

意外とガーナでもクオリティをそれほど気にしなければ大抵の物は手に入ります。
食べ物も首都にいけば中華食材店や韓国食材店で基本的なものは高いですが買えます。

時間がたくさんあるので時間を有効に使えるように、また、意外とストレスがたまるのでストレス解消できるようなリラックスできるもの、気を紛らわすことができるものを持っていくことをおすすめします。
ボランティアで生活していると一般の人の中での生活、言葉が通じない(英語が話せない人も多い)何かをしたくてもうまく行かない、協力が得られない、理解してもらえない、など孤立や孤独、葛藤があると思います。
考えすぎないように気分転換をしながら上手に過ごしてくださいね。

ガーナでは楽しいこともたくさんありますが、辛いことももちろんあるので、程よく時間を1人でも楽しめるようにしてみてくださいね。